夜遅く帰ってきたときなど、疲れていてやっとの思いでシャワーを浴びベッドに倒れこんでしまうことってありますよね。
その時に頭をよぎるのが、iPhoneの充電ではありませんか?
コネクターケーブルを接続する手間がなく、充電出来たらなぁ~と思っている方に朗報です。
iPhoneも、『Qi(チー)』というワイヤレス給電システムで、ワイヤレスでの充電が可能となりましたので、今回はそれについてご紹介していきます。

ワイヤレス給電とは

ワイヤレス給電とは、ケーブルとデバイスを接続せずに給電パッドの上に置くだけでデバイスを充電できる技術のことです。
ワイヤレス給電自体は、以前から確立された技術ですが2010年に『Qi(チー)』が登場するまでは、規格が統一されていなかったため企業間での互換性がありませんでした。
『Qi(チー)』は、すべてのメーカーのスマホが充電できるそうです。
『Qi(チー)』のワイヤレス充電とは、電磁誘導によってデバイスに電気を送るシステムとなっています。
充電器の内部にある送信コイルと、デバイス側の内部にある受電コイルの間に電磁場が生まれ、デバイスの受電コイルが電磁場の電気を電流に変換して、結果コネクターケーブル無しで充電ができるというわけです。
就寝前に、デバイスを電源のケーブルに挿すのが面倒なときに活用したい方法かと思います、
現在「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone X」は、『Qi』のワイヤレス充電に対応しています。

ワイヤレス充電は便利だけど、万能ではない!

便利な反面、ワイヤレス充電には充電完了までの時間がケーブルで接続充電より時間がかかるという難点があります。
そのため、急いでいる人など高速でデバイスに充電をしたい場合には、あまり向かないかもしれません。
充電パッドのデバイスを置いてワイヤレス充電で充電している間は、「Qi」からデバイスを動かすことができないということもありますので、日常誰でもいつでも便利かと言うと多少違う面を持っています。

ワイヤレス充電は出力電力が高くなれば便利

ワイヤレス充電器は、現在5W、7.5Wが主流となっています。
この出力が10W以上になれば、充電時間がかかるという印象もだいぶうすらぐことでしょう。
簡単なようで面倒な充電作業ですが、昼間の執務中はパソコンで仕事をしているためほとんどiPhoneに触れないときとか、空港やホテルのラウンジや駅の待合室などで気軽にどこでも充電出来るというのは、ケーブルでの接続と比べて充電速度は遅いものの便利でしょう。
デバイスを充電器のパッドの上に置くだけで、どのような機種のデバイスでも充電がスタートできるというのは、やはりかなり便利なものです。

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