iOS 14.0.1の配信が始まってから、1週間がたちました。日々、アップデートしたiPhoneを利用していると、報告されているバグ以外にも、さまざまなバグに遭遇することがあります。
今回はiOS14.0.1にアップデートしたiPhoneを使っていて遭遇したバグと、その解消方法について紹介します。
AirPodsの挙動が怪しい
iOS 14.0.1にアップデート後から「iPhoneとAirPodsの接続が切れる」という現象が発生しているようです。
症状は「ノイズ」と「再生が停止する」というもので、音楽が停止してしまったあと、再生ボタンをタップすると再生時間はカウントダウンされますが、音はいっさい聞こえてきません。
対処方法は、「設定」からBluetoothのオフ/オンで改善されます。もしそれでも改善しない場合は、一度、AirPodsの初期化を実施した方がいいかもしれません。
カーソルが移動できない!?
iPhoneのソフトウェアキーボードは、カーソルキーがありません。
代わりになる機能として、スペースキーを長くタップしたままにすると、タッチパッドのような感じでカーソルを操作できます。
どのアプリでも利用できる重宝する機能ですが、iOS14.0.1にアップデート後、こちらが正しく動作しません。
iPhoneを強制リセットしてみましたが、改善されませんでした。
これはiOSではなくアプリの問題かもしれません。アプリ系のバグは、まだまだ改善されていないようで、細かなアップデートが続いています。
カーソルキーがないiPhoneのキーボードだからこそ、早急な改善をお願いしたいです。
Apple Watchでも通信できないバグが
iOS 14.0.1の配信と同時に、watchOS 7.0.1が提供されました。
watchOSもバグ修正が目的のアップデートでしたが、やはりすべてのバグは修正されていないようです。
バグを確認したのはGPS+セルラーモデルのApple Watch S5で、アップデート後にモバイル通信機能がオフになってしまい、オンにできないという事象です。
モバイル通信機能は、手元にiPhoneがなくても電話やメールを着信したり、Apple Musicでストリーミング再生したりできる便利な機能です。
機内モードやWi-Fi接続、iPhoneのBluetoothをオフ/オンにしても、モバイル通信が有効になりませんでした。
対処としては、Apple Watchの強制リセットでした。
ちょっとおかしいと思ったら
これらのバグは強制リセットだけでは改善しないことも多く、最悪な場合はバックアップを取得した上で、iPhoneの初期化を実施しなくてはならない場合もあります。
iPhone12は購入当初からiOS14.0.1になっているはずです。
せっかく期待して購入しても、バグだらけではiPhone12に対する心象が悪くなってしまいます。発売までには間に合うように、安定させてほしいですね。