これまでリークされてきた情報からイベントで発表される新しいデバイスに、期待しているユーザも多くいることでしょう。イベントで発表されたデバイスは数日後に予約を開始し、その1週間後には購入できるようになります。

 

ですが今年発売される一部のモデルでは注文から手元に届くまでにかかる時間が、1週間を超える可能性があることを海外情報メディアApple Insiderが伝えています。

 

イベント直前にして安定している生産のリードタイム

サプライチェーン事情に詳しいJPモルガンのアナリストのレポートによると、生産状況に遅れはなくイベントに向けて各デバイスの準備は順調に進んでいることを同社が報告しています。

 

なお、注文からデバイスを納品するまでにかかるリードタイムについては、各デバイスで「緩やか」や「安定したまま」と報告されていましたが、iPadだけは少し状況が違うようです。

 

一部の地域ではiPadのリードタイムが9日間となっていて、現時点ではトップになっているようです。その他のデバイスですが、Mac7月中旬ごろまで最長のリードタイムだったのですが、現時点では1週間以下にまで短縮しています。

 

iPhoneについては複数の地域で2日間といわれていますが、正確にはイベント後にあらためて詳細な調査が行われるとのことです。なおアメリカでのリードタイムは、iPhone23日、Mac818日、Apple Watch211日になりますが、iPad811日と伸びたそうです。

 

西ヨーロッパや日本などでもリードタイムは比較的に落ち着いていて、MacApple WatchiPhoneについては当初報じられていたリードタイムより数日間短縮されており、比較的安定した状態であるとのことです。

 

今後は大きく変わるかも

このリードタイムですが、9月を過ぎてホリデーシーズンのショッピング期間に突入すると、これまでのリードタイムは大きく変化します。その変動具合は新デバイスの需要が大きく影響し、これまで数日だったリードタイムは数週間や1ヶ月などまで伸びることが予想されます。

 

このことからも、新しいデバイスを欲しいと思ったときに、予約や購入をためらってしまうと待たされてしまう事になるので、イベントを見て買うか買わないかを予約開始日までに決断することが、もっとも後悔しない買い方になるでしょう。

 

 

Source:appleinsider

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