あれから3年が経過し、これまで幾度となくリークされてきましたが、未だに後継モデルが発売されていないAirPods Pro。
そろそろ新しいモデルの登場を期待しているユーザも、待ちくたびれてしまったのではないでしょうか。
ですが、もしかすると7日に開催されるイベントで、ついにその姿を披露するかもしれないと、海外情報メディアのMacRumorsが伝えています。
進化するAirPods Pro(2世代)
今回、発表されると噂になっているAirPods Pro(2世代)は、Bluetooth5.3とLEオーディオに対応したモデルになるようです。
あまり耳にすることがないLEオーディオですが、次のような特徴のある機能を持ち合わせています。
1.LC3と呼ばれる低電力オーディオコーデックの搭載
省電力かつ音質の向上を実現した、LC3と呼ばれるコーデックが採用されることで、従来のSBCコーデックより50%低いビットレートでも、十分なオーディオ音質を楽しむことができます。
2.延長するバッテリー稼働時間
低電力オーディオコーデックの恩恵は、AirPods Proのバッテリー稼働時間を延長させる優れたコーデックとなっています。どのくらい稼働時間が延長するのかは記載されていませんが、現行モデルよりも長い再生時間を確保することは間違いなさそうです。
3.みんなで音楽を楽しめる
LEオーディオを採用することで、多数のAirPods ProをiPhoneやiPad、Macやその他のデバイスに接続することができ、2組まではそれぞれのAirPodsで同時に音楽を楽しむことができるようです。
他にもデバイス間のシームレスな切り替えなど、これまでのAirPods Proの特徴的な機能を、受け継ぐのは良いポイントといえますね。
デザインはどうなる
スペックについては、新しいコーデックやデバイス間の連携性など、これまでのAirPodsの魅力を損なわせることないと断言できるでしょう。
そして一番気になるのは、AirPods Pro本体のデザインではないでしょうか。以前、卵のように丸く、タッチセンサーがついている足の部分がないデザインのAirPods Proがリークされていました。
ですが、今回のリークではデザインに関しては全く触れられていません。そのため、どのようなデザインで発表されるのか不明です。Appleの傾向からすると、あまり斬新だったり、奇抜だったりするデザインは採用されません。このことから、従来のデザインを踏襲したモデルになることが一番高いといえそうです。
なお、AirPods Pro(2世代)は首を長くして待ち焦がれているユーザが多いデバイスなので、おそらく発売から数ヶ月、もしかすると半年は入手ができないような状況になるでしょう。もし購入を検討されている方は、すぐに予約しても入手までにかなりの時間がかかる覚悟をしましょう。
それでも欲しい人はしっかり予約を済ませて、使っているときのことを想像しながら、Appleからの連絡を楽しみに待ちましょう。
Source:MacRumors
Photos:Apple