いよいよ2020年も9月に突入しました。
未だにAppleスペシャルイベントの開催については、正式発表がされていませんが、どのような方法で発表されるのかわからない状況です。これまでの噂からiPhone12シリーズは、5Gに対応するとかLiDARセンサーでより正確な拡張現実(AR)を実現したモデルになるといわれています。
ようやくiPhoneも5G対応になるのかと、Androidスマホも続々と新機種を発表していたのです。そのスペック、にもっと頑張れiPhoneと思ってしまったぐらいです。
iPhoneよりハイスペックなモデルたち
最近のAndroidスマホは、iPhoneにない機能を搭載したモデルが続々と登場しています。
折りたたみ式スマホGalaxy Z Fold 2
世界初となったGalaxy Galaxyは、折りたたまれた状態ではスマホですが開くとタブレットになるハイブリッドモデルです。
その後もSamsungは折りたたみスマホGalaxy Z Fipをリリースするなど、技術の総力を集めたモデルを次々とリリースしています。
そして2020年9月18日、Galaxy Foldの後継モデルとなるGalaxy Z Fold 2 がアメリカでリリースされます。Samsungはこれで3つの折りたたみスマホをリリースする形になりますが、Appleはまだ1台も発売していません。
ですがAppleもiPhoneとiPadのハイブリットモデルとなるiPhone Foldを、発売するのではないかといわれています。
さらにその噂を追従するように、折りたたみに関する特許も多く登録されていることが報じられています。
現時点では差を広げられた感があるAppleですが、折りたたみiPhoneの開発に必要な特許などを取得していることから、もうすぐお目にかかる日がやってくるでしょう。
ディスプレイ下に配置されるいろいろな機能
iPhoneではTouch IDかFace IDの両方を搭載したモデルというのは、残念ですが発売されていません。しかもTouch IDを搭載したモデルでは、最近でiPhoneSE(第2世代)で主流となるモデルはFace IDとなっています。
Face IDはディスプレイが5.8/6.5インチとなり、Touch IDは4.7/5.5インチと種類によって、ディスプレイサイズが変わってしまいます。
ですがAndroidスマホでは、電源ボタン部分やディスプレイ下に指紋センサーを配置しているため、ディスプレイサイズにはいっさい影響することはありません。
そして先日、ZTEから世界初となるディスプレイ下にインカメラが搭載されたスマホが登場しました。これならカメラが競り上がってくる仕組みや、賛否両論あるノッチも必要がありません。
今後は、ZTEから発売されたようなモデルが主流となっていくことでしょう。
その他にもAndroidスマホでは5G対応やハイレゾ音源、iPhoneよりも先に非接触式ICカードFeliCaに対応していたため、早くからキャッシュレスを実現していました。
そう考えるとiPhoneとAndroidは、技術的にも目指しているゴールが違うのかもしれませんね。
Appleは新機能の搭載に慎重なのかも
Androidスマホの進化具合を見ても、Appleもマイペースで進化を続けています。
ハードウェア面では5Gへの対応や、折りたたみiPhone、Apple siliconのハイスペックなCPUの開発と搭載などがあり、ソフトウェア面ではセキュリティの強化や、個人情報の保護への取り組みなど、安心して利用できる環境を提供してくれることでしょう。
技術的に優れていてもプライバシーが漏れてしまうようなスマホでは、安心して利用することはできませんよね。
技術面ではAndroidスマホと比べると、遅れているように見えるiPhoneのスペックですが、新しい技術の搭載におけるセキュリティの弱点などを見極めて進化しているのでしょう。