先日、AppleiOS12以降にアップデートできない古いiPhoneに対して、最新となるiOS12.5.6の提供を開始しました。

 

リリースされたiOS12.5.6は、すでにサポートが終了しているOSですが、未だに利用し続けているユーザがいるため、Appleは最新のリリースを提供するしかありませんでした。

 

そのような対応が必要なほど深刻な状況が発生したため、古いモデルでもまだまだ長く利用しようと考えている人は、提供されたiOSにアップデートしてから利用するようにしましょう。

 

深刻な脆弱性が発覚

AppleはiOS12.5.6のリリース前、8/17iPhoneiPadなどの各デバイスに向けて最新OSをリリースしました。

 

このアップデートは重大なセキュリティホールの修復がメインとなるリリースで、Appleがこの不具合を発見した時点で、すでに積極的に悪用された攻撃の形跡が見つかったのです。ソフトウェアをリリースした会社が、不具合の存在に対策を講じる前に、すでにこの不具合を利用した攻撃が確認できた場合、このセキュリティホールをゼロデイ攻撃やゼロデイ脆弱性と呼びます。今回は、このゼロデイ脆弱性が見つかったため、Appleは早急な修正を行いiOS15.6.1や、最新となる各デバイス向けのOSをリリースしました。

 

なお、ゼロデイ脆弱性は最新版のOSだけではなく、過去に提供していたiOS12でも確認されていたため、Appleは急遽、サポートが終わっているiOS12.5.68/31にリリースしたのです。

 

対象モデル

iOS12以降にアップデートできないデバイスは、iPhone5siPhone6/6 PlusiPod touch 6が対象となります。なお、以前はiPadに向けてもiOSがリリースされていたため、iPad AiriPad mini2/3も含まれています。

 

すでに悪用されている実績のある脆弱性のため、アップデートには少し時間がかかってしまい、面倒だと感じてしまうかもしれませんが、その時間をかけても早めに対応しておいた方がよいでしょう。いますぐに実行できなくても、寝る前にアップデートをかけておくのが良いかもしれません。

 

まだまだ使えるデバイスを、OSのアップデートができないといった理由だけで切り捨てない、重大な不具合に対してはしっかりサポートしてくれる手厚いサポート体制が、Appleの底知れない人気の正体なのかもしれませんね。

 

 

Source:MacRumors

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