3月25日、iOS/iPadOS 13.4がリリースされてまだ2週間程度した経っていませんが、4月7日未明、AppleがiOS/iPadOS 13.4.1となるバージョンをリリースしました。
主な目的は不具合修正
今回のリリースはiOS/iPadOS 13.4で見つかっていたバグの修正となっています。セキュリティのアップデートなどは行われていないためか、サイズ自体も100MBを下回るほど少ない容量となっています。
それぞれの修正内容についてはApple公式サイトに掲載されています。またiPhoneやiPadをアップデートする際に、表示される詳細内容で確認することができます。
iOS 13.4.1リリースノート
・iOS 9.3.6以前またはOS X EL Capitan 10.11.6以前を搭載したデバイスとのFaceTime通話にiOS 13.4にアップデートしたデバイスから参加することができない。
・「設定」を長押しして表示されるクイックメニューから、Bluetoothを選択しても反映されない。
なお、iPadOSについては同様の事情に加えて
・12.9インチiPad Pro(4世代)と11インチiPad Pro(2世代)で、コントールパネルまたはロック画面に表示されるフラッシュボタンをタップしても点灯しない。
に対応しました。
iPadOSにある潜在的な不具合!?
今回のアップデートで私が気になっているのは、iPadOSで確認できた「マウス」の不具合です。
これはもしかすると不具合ではないかもしれませんが、あるメーカーのマウスをiPadと接続すると、カーソルの移動はできるのですが左右のクリックが反応しないという現象です。
そのマウスはWindowsでは問題なく利用できるので、原因がわかっていない状況です。
まだまだ修正し切れていないバグ?
これは体感なのですが、iPhone11 Pro Maxで約15〜20分ぐらいでした。十分に時間が確保できるときに、必ずバックアップを取得してからアップデートをするようにしましょう。
あと毎回、iOSのアップデート後にApple WatchやAirPods Proのファームウェアアップデート状況を確認するのですが、Apple Watchに関しては、iOS13.4.1が配信された翌日、watchOS6.2.1が公開されました。
watchOSもiPhoneやiPadと同じ、FaceTimeの通話に参加できない不具合の修正となっています。
AirPods Proの関しては、ファームウェアバージョンを確認したのですが、更新されていないことから今回も、バグ修正は行われていないようです。
これだけ高額なワイヤレスイヤホンで、使い勝手がとても良い商品なのにファームウェアの不具合で不快な気持ちになってしまうのが、とても残念で仕方がありません。
なお、AirPods Proについては一切公開されていないため、ファームウェアのアップデートは自身で確認するしかありません。
確認方法は「設定」→「一般」→「情報」の下部に表示される「AirPods Proに割り当てた名前」で表示されます。
タップした後に表示される詳細にファームウェアのバージョンが「AB588」や「2C54」だった場合は、まだバグが含まれるバージョンです。新しいファームウェアのバージョンを待つしかありませんね。
Source:Apple