いまから数年前に同じような事象が発生して利用者を困らせたバグと、同じ状態になる事象が発見されました。
いったいどのようなバグなのか、どうすれば回避できるのかを確認していきましょう。
テキスト爆弾と呼ばれているバグ
ある特定の文字列を含むテキストが着信時に通知されると、ホーム画面や通知センターなどを管理しているソフトウェアが再起動を繰り返してしまい、正常に動作することができなくなるという事象が見つかったのです。
似たような事象は2年前にも報告されていて、このときはインドのテグル語一文字が送られてくると同様の管理ソフトウェアがクラッシュしてしまう現象だったのでした。
この時は、別の人からの正常なメッセージを受信するまで解消しないとメッセージアプリが起動できなくなるという状態でした。
今回見つかったバグも、2年前に発覚したものと同じようでメッセージアプリが起動できなくなるという事象です。
しかも、この被害にあった場合、最悪なケースではDFUモードでデバイスを復元しなくてはならないとのことです。このバグは開発者向けに公開されているiOS13.4.5のベータ第2版で修正されています。
iOS13.4.5のリリースはいつ?
このテキスト爆弾ですが根本原因の対応としては、iOS/iPadOS 13.4.5のリリースを待つしかありません。
ですが、待っている間にもテキスト爆弾の攻撃を受けてしまう可能性があります。
テキスト爆弾を回避するには通知機能をオフにする歯科ありません。なおどんなテキストで事象が発生するかなどの詳細は、悪用する人がいることから公開されていないと思ったいたのですが、テレグラムとTwitterで公開されてしまったようです。
前回、お伝えした脆弱性もメッセージアプリで見つかったものでした。この修正を行われていないうちに新しいバグが見つかってしまったiOS/iPadOS 13は、バグが多いOSと悪評高いバージョンとなってしまいました。
Appleの早急なiOS13.4.5の正式リリースを願いっています。
source:Macrumors