iPhoneには、メモ帳機能という便利なものがあり、明日の予定やアイデアが思いついたらメモを取り、また頼まれた買い物のリストメモなどさまざまな用途に使えます。
でも、そのiPhoneのメモが、何らかの影響でメモが全部消えてしまうなんて言うこともないとは言えません。
消えたiPhoneのメモを復元する方法について、ご紹介していきます。
突然メモが消える理由とは?
メモが消えてしまう原因には、①iOSのアップデートでiCloudのアカウントを設定し忘れたというのは、iOSのアップデートを行うとiCloudの再設定が必要なのに、その設定作業をスキップしてしまうから起きます。
②メモのアカウント同期をオフにしてしまったというのは、メモの同期設定をオフにすることでiPhoneでメモを見ることができなくなっているというだけでデータが消えてわけではありません。
③同期先のNotesフォルダを消してしまったというのは、iPhoneのメモの同期設定を行うと、通常アカウントのメールサーバーのNotesフォルダにメモが保存されていきますので、これもiPhoneからメモが確認できない状態にあるということです。
iPhoneのメモを復元するには?
iPhoneのメモ復元は、そのデータをバックアップしてあるかどうかが、重要なファクターとなります。
バックアップというのは、iCloudやiTunesにiPhoneのメモを同期してバックアップしているかということになります。
iCloudに同期してある場合のメモを復元する方法はhttp://www.icloud.com/ にアクセスし、ログインすれば消えたiPhoneのメモを簡単に復元可能です。
また、iTunesに同期してある場合は、まずはiTunesがiPhoneと自動同期されていれば問題ありません。
iTunesで復元をするときに注意したいのは、iPhoneの中にある全データ(音楽や動画、アプリ等)は削除されて工場出荷時の状態となりますから、もしものことを考えますとiCloudに自動バックアップするように設定しておいて、いざという時に備えるのが一番良いでしょう。
iCloudに自動バックアップする方法
iPhoneのメモをiCloudに同期するには、iPhoneの【設定】⇒【iCloud】で【メモ】をオンにしてください。
次に「メモアプリ」の設定を行っていきます。
iPhoneの【設定】⇒【メモ】⇒【デフォルトのアカウント】となりましたら、そこで【iCloud】を選択すれば完了です。
最後にバックアップがないと、メモの復元は絶対できないかというと、まったく出来ないというわけではありませんが、専用のソフトや専用のアプリが必要となります。
メモとは言え、皆さんにって大切な情報でありますから、iPhoneとiCloudの同期は常日頃から心がけておくのが、ベストな方法であると思います。