AppleがiPhone12とiPhone12 Proを対象に、音に関する修理サービスプログラムの受付を開始すると発表しました。
次のような症状を確認した場合は、今回発表された修理サービスプログラムの対象となり、無償で修理を受けることができます。
さっそく気になるところをチェックしていきましょう。
症状と対象モデル
修理サービスプログラムの対象は、前述した通りiPhone12とiPhone12 Proで、症状は発着信した際に相手の声が聞こえないというものです。
この症状は、レシーバーモジュールのコンポーネント故障が原因とのことで、確認できているモデルの製造年月日は2020年から2021年4月までとのことです。
なお、iPhone12 miniとiPhone12 Pro Maxに関しては、この修理サービスプログラムの対象ではないため、現時点で現象が発生していないものと考えられます。
ただ製造年月日が同一で、使用しているパーツが同じものであれば発症する可能性もあるため、今後のAppleの動向には注意した方が良いかもしれません。
修理をうけるには
同現象で修理を受ける場合ですが、窓口はApple StoreかApple正規サービスプロバイダになりますが、窓口でも実機による症状確認や、他の部位に破損や故障がないか確認した上での対応となるため、ディスプレイが割れているなどの外傷がある場合は、先に修理を受ける必要があります。
スタッフの確認で当サービスが非適用となるケースもあるようなので、あまり症状が確認されないなどの場合は、Appleのスタッフに相談してからの対応でも良いかもしれませんね。
また、修理サービスプログラムを受けられるのは製品を最初に購入した国なることや、物理的にSIMカードが2枚入るモデルが欲しいと輸入して購入された方とかは、ちょっと注意が必要かもしれませんね。
なお、修理を受ける時はどんな場合でも、iCloudやパソコン経由でバックアップをしっかり取るようにしましょう。
そしてApple StoreやApple正規サービスプロバイダのサービスを提供している店舗で、一度予約状況を確認する必要があるでしょう。まずは近くにあるどちらかの店舗の、予約状況を確認してからコロナ対策をしっかりした上で修理されるようお願いします。
Source:Apple
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