大幅に機能が向上したiphoneのiOS 10の標準装備のアプリ。
特に際立った変化を遂げたアプリは『メッセージ』です。
手書き文字を利用できることは、特筆すべき機能と言っていいのではないでしょうか。
筆跡をそのまま伝えられるというのは、タイピングな無機質な文章に色を添えることができます。
お友達の記念日のメッセージに役立つ機能です。
そこで、今回はこの手書きメッセージの利用方法をご紹介していきます。
■「そもそも、手書きメッセージとは?」
今までも作図アプリを使用すれば、作成した画像(文字類も含む)を添付するという方法で、手書き的なメッセージは利用することは可能だったのですが、iOS 10からはそれが非常に簡単にメッセージに添付できるようになったというわけです。
さて、その手書きの作成ですが、まずはメッセージ入力欄が表示された状態にして、iPhoneを水平方向に持ち替えてみましょう。
そうすると自然に手書き入力モードに変化します。
注意していただきたいのは、この時点で画面回転のロックは解除しておくことを忘れずに設定しておきましょう。
入力モードになりましたら、あとはただ画面上に文章を手書きするだけという簡便さ。
こんなに簡単なら、もっと早く使いたかったと皆さん思うことでしょう
もちろん、文字だけではなくイラスト地図など手書きで書きくわえる内容はなんでもOKです。
書いていて、画面から横幅が足りなくなったときなどは、画面両端にある「<」「>」ボタンを使えば横長の範囲指定も可能となります。
書き終えましたら、画面右上の「完了」ボタンをタップすれば、作成した手書き文字は画像として、自動的にメッセージに添付されていきます。
ただし、iPadやiPhone 6s Plusや7 Plusなど画面サイズが大きなデバイスは、水平方向に持ち替えても手書き入力モードになりませんので、ソフトウェアキーボード左下にある「〇」にリボンが付いたような手書き文字キーをタップして、入力画面を表示させてご使用ください。
■「手書きメッセージの操作方法」
それでは、実際の具体的な操作手順です。
iPhoneで「メッセージ」アプリを起動します。
手書きメッセージを送信したい連絡先を選択し、iPhone本体を横向きにしましょう。
横向きにしたiPhone本体の画面に【手書きボード】上に、メッセージを手書きしていきます。
そして、メッセージの送信画面には、コメントも一緒に送信できますので、送りたい場合はコメントも入力しましょう。
書き終えたら、【送信】のアイコンをタップします。
これで、手書きメッセージが送信されたことになります。