以前、Apple Payのお話をしましたが、今回は仮想マネーカードのお話です。
それは、iPhoneで利用できるiTunes Passというもので、金額をチャージできる仮想のマネーカードとしても役割を果たす機能を持ちます。
それでは、ご紹介していきます。

■「iTunes Pass」って何?

iTunes Passとは、Apple Storeでチャージ額を支払うと、そのぶんの金額が『Walletアプリ(航空券の電子チケットや、お店が発行する電子クーポンをまとめて管理できるアプリ)』などに加算されるものです。
iTunes Passを使って、iTunesアカウントにチャージできるようになりiTunes Store、App Store、iBookstore、Mac App Storeでの支払いに利用できます。
チャージ方法は、iPhoneを持ってアップルストア店頭で行います。
これまで、通常クレジットカードを持っていないユーザーは、iTunes StoreやApp Storeで支払いするときにはiTunes カードが必要となります。
コンビニエンスストアなどでiTunesカードを購入し、それをアカウント(Apple ID)にチャージしていました。
カードのラインナップにある金額ずつしか、チャージできないためマネーが余るなど使い勝手がイマイチでした。
このアプリが開発されたおかげで、とても便利になったというわけです。

■「iTunes Pass」の優れていること(メリット)

iTunes Passのメリットは、支払いの時にiTunesカードのように番号の確認や、記載されているコードをカメラでスキャンする必要がないことです。
クレジットカードを登録するのは心配だけれど、iTunes Storeで曲を購入したいとか、App Storeで有料アプリをダウンロードしたいときに利用するのですが、残額が生じてしまうiTunesカードとは違い、今までのカード利用のマイナス点であったところをカバーしています。
そして、iTunes Passでは1円から使いたい分だけが、チャージできるメリットもあります。
チャージするのも初回の手続きを含めてもたった1分ほどで完了します。

■iTunes Passの利用の仕方

まず、iPhoneでApp Storeを開き、サインインを求められたらApple IDのパスワードを入力して、【OK】をタップしたあと、iTunes Passの利用を始めるために【iTunes PassをPassbookに追加】を選びます。
iTunes Passのショップカードが表示されますので、あとは【追加】をタップすれば、iTunes Passは準備完了ですので、あとはアップルストアでチャージしてもらいましょう。
チャージしたマネーを使う場合は、iPhoneで購入したい商品によって、App StoreやiTunes Storeを開いて、画面にチャージ金額が追加されていれば、たことを確認できればそのまま買い物をすることができます。

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