iPhoneを利用していると、アプリをダウンロードするとか、また何かの設定をするときなど、パスコードやパスワードの設定や入力が必要になることは多いです。
セキュリティ面を考えますと、行う内容によってそれぞれ違っているほうがいいのですが、実情はどうしても同じものになってしまうのではないでしょうか?
しかし、ここに違うコードを設定してしまうと、忘れてしまう可能性も高くなってしまいます。
今回は、iPhoneには何種類のパスコードやパスワードを入力することがあるのか、一度おさらいをする意味で、説明をしていこうと思います。
■パスコード、パスワードとは?
基本的なパスコードがiPhone本体のロック解除用パスコード、iPhone本体の機能制限解除用パスコード、iPhoneに関するパスワードは完全バックアップの暗号化パスワード、AppleIDのサインインに使用するパスワード、iCloudのサインインに使用するパスワードなどがあります。
パスコードとパスワードの違いとは、パスコードとは数字のみパスワードとは英数字が混ざったものを指します。
iPhoneの場合、ロック解除用パスコードはデフォルトにおいては、6桁の数字が使われていますが、セキュリティ面を考えて、設定から英字を含む複雑なものに変更することも可能です。
■パスコード、パスワードを忘れたときは?
パスコードは、【設定アプリ】から【TouchIDとパスコード】でパスコードをオンにするをタップして設定を行います。
変更する場合は、【パスコードを変更】をタップして行っていきましょう。
もし、パスコードやパスワードが思い出せないというときには、機能制限パスコードや本体ロック解除用パスコードも、iPhone本体の初期化(リセット)が必要になります。
また、iPhoneのバックアップの暗号化パスワードを忘れてしまったときは、こちらもiPhone本体の初期化をして、対処していく方法をとるしかありません。
AppleIDのバスワードを忘れたときは、Appleのサイトからパスワードの再設定を行うことができます。
また、iCloudのパスワードは基本的にはApple IDのパスワードとなりますので、もし忘れてしまったときは、Apple IDのパスワードと同様にAppleのWebサイトからパスワードの再設定を行ってください。
パスコードやパスワードの再設定は、作業的に複雑なことや時間もかかることがありますので、一度設定したパスコードやパスワードは何かに控えてるようにして、忘れてしまったという時に日頃から備えるようにしておくとよいでしょう。