Appleは提供しているサブスクリプションサービスApple Oneに、毎年新しいiPhoneiPadを入手できるサービスを開発している可能性があると、海外情報メディアBloombergが伝えています。

 

iPhoneにはAppleや携帯電話会社が提供しているiPhoneアップグレードプログラムがあり、新しいサブスクリプションサービスとはどのような違いがあるのか、さっそくチェックしていきましょう。

 

Appleが提供しているiPhoneアップグレードプログラムとは

Appleが提供しているアップグレードプログラムは、毎年新しいSIMフリーのiPhoneを、Apple Care+付きで毎月35.33ドルから利用できるサービスです。12回まで支払いが終わっているとアップグレードすることができます。なお、これまで利用していたモデルは返却ではなく下取り扱いとなります。

 

このプログラムは国内の場合、Appleが提供するのではなく各携帯電話会社が提供していて、24回まで支払い、新しいiPhoneの買い替えとこれまで使っていたiPhoneを返却することで、残債が免除されるというサービスになっています。大きな問題は携帯電話会社によってiPhoneの本体価格が違い、Apple Storeで販売されている金額よりもプラス数万円ほど高額になっています。

 

これらのサービスだけでも十分な内容と思えますが、Appleが開発している新たなサブスクリプションサービスは、これよりも進化した内容になると伝えています。

 

既存サービスとの違い

新たなサブスクリプションサービスは、名前や月額料金、開始時期などまだ決まっていませんが、ひとついえることは既存で提供されているサービスのように、iPhoneの本体代を12ヶ月または24ヶ月に分割された価格ではないという点です。

 

また、この新しいサブスクリプションサービスは、iPhoneだけではなくiPadも対象となります。もしかするとサービス開始時には、Apple WatchAirPodsなど、Appleが提供するすべてのデバイスが対象になるかもしれません。

 

サブスクリプションサービスには、新しいiPhoneiPadだけではなく、Apple OneにバンドルされるためApple MusiciCloudなど、Appleだけでハードウェアとソフトウェアを完結することができます。

 

これはAppleの親和性がなせる、大きな強みとなるサービスと言っても過言ではないでしょう。 

このサービスを国内でも利用できるように、Appleには頑張ってもらいたいですね。

 

 

SourceBloomberg

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