2020年3月、台湾の日月潭でパドリングを楽しんでいた男性が誤ってiPhone11 Pro Maxを湖に落としてしまいましたが、その1年後に50年以上ぶりの渇水のため難なく湖底からiPhone11 Pro Maxを救出できたというニュースが飛び込んできました。
iPhone11 Pro Maxは、無事に利用することができたのでしょうか。
1年間水中に置かれたiPhone11 Pro Max
日月潭でパドリングを楽しんでいた男性は、iPhone11 Pro Maxをプラスチック製の防水ケースに入れて首からぶら下げていました。
この男性は以前からiPhoneを防水ケースに入れて、首からぶら下げていたのですが、何度も水没させたことがあったらしく、友人は「1年後に見つかるだろう」と楽観的にみていたといいます。
それから1年後、iPhone11 Pro Maxを水没させてしまった男性の元に「お前のiPhoneが見つかった」という連絡が入りました。これまでどんな干ばつでも渇水することはなかったのですが、今回は干上がってしまい湖底を簡単に見ることができる状況になっていました。
こうして1年ぶりに持ち主の元に、iPhone11 Pro Maxが戻ってきたのです。取り戻すことができないと思ったiPhoneが戻っただけでも奇跡ですが、地元の住民は「50〜60年、渇水することはなかった」と述べていたというのです。
しかもiPhone11 Pro Maxが手元に戻った後、湖は以前のように水が戻ってきたそうです。
壊れなかったのは防水ケースのおかげ
見つかったiPhone11 Pro Maxは防水ケースに入っていたのですが、ひどく汚れていたため男性は「ケースが破損してしまい、内部に水が侵入しているだろう」と覚悟していました。
ですがケースから取り出したiPhone11 Pro Maxは、水に濡れた形跡がなかったため、すぐに充電して電源を入れると正常に起動したのです。
男性は防水ケースのおかげでiPhoneが水損で壊れることなく、1年ぶりの再会を果たすことができたと喜んだそうです。
今回はiPhoneの耐水性能ではありませんが、水圧に耐えて破損しなかったiPhone11 Pro Maxの耐久性は証明されたのではないでしょうか。
iPhoneの水没事例の多さ
実際に海外からさまざまな状況下で、水没させてしまったiPhoneが無事に見つかり、損傷なく利用できたというニュースが多く飛び込んできています。
iPhoneはAppleも伝えている通り、防水ではなく耐水のため、長時間の水中には耐えることができない仕様となっています。ですが実際に伝えられている状況から、iPhoneは十分な防水性能を搭載したモデルといっても過言ではないでしょう。
Source:appleinsider
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