Apple純正のMapアプリですが、今まで自転車で走行する際の経路案内サービスが利用できなかったため、Google MapYahoo! Mapなどのアプリをインストールするか、せっかく持っているのにApple Watchとの連携がうまくできず、走行中にディスプレイを見なければならないなどの不便さを感じていたのではないでしょうか。

 

そんな不便さは、527日の自転車向けの経路案内サービス開始により、解消されました。

 

自転車で移動するときの目安に

これまでのMapアプリは自転車での経路案内ができなかったため、目的地までの経路を徒歩にするか自動車にしていたと思います。ですが、自動車の場合は一方通行や通れない場所のため遠回りになってしまったり、徒歩の場合は自転車で走行できない場所に乗り入れたりするため、スムーズに目的地まで到着することができません。

 

さらに、目的地までどのくらい時間がかかるのかも、徒歩で算出した時間からだいたいこのぐらいだろうと予測して考えなくてはなりません。

 

こんな不便さから開放された新しいMapアプリを使って、自転車でいろいろな場所に行ってみたくなると思います。

 

自転車経路案内の便利な機能

Mapで自転車の経路案内を利用する場合、気になるのが目的地までの坂道や、交通量ではないでしょうか。自転車のときは、特に坂の多い道や交通量の多い道は避けて走りたいものです。そんな体力の消耗が激しい道や、危ない道を初めから避けて経路案内をしてくれる「利用しない」検索が可能になっています。

 

ただ坂道を完全に回避するわけではなく、比較的少ない経路を選択してくれる程度と考えておいたほうが良いかもしれません。これは交通量に関しても同じことが言えるので、自動車などには気をつけて走行するようにしましょう。

 

Apple WatchAirPodsの利用が便利

自転車で走行中に、iPhoneの画面を見るのはとても危険な行為です。そんなときは、Apple WatchAirPodsを片耳につけた状態で走行することをオススメします。Apple Watchは次の曲がる場所を事前にバイブレーションで教えてくれるのですが、100mぐらいまで近づかないと機能しません。

 

そこで、Apple Watchと一緒にAirPodsを利用することで、次の目印になるポイントを教えてくれます。例えば、次の一時停止を左折といった感じです。これなら間違えることなく、目的地にたどり着くことができるでしょう。

ただ自転車で走行中にAirPodsなどのイヤホン類は、周囲の音が聞き取りにくくなり事故を起こす可能性が高くなるため、片耳にするかノイズキャンセリング機能は無効にするなど、安全面を確保してから利用するようにしましょう。

 

これから夏に向かって、ちょっとダイエットをしようと思っている人は、Mapアプリと自転車の経路案内を使って、サイクリングで運動してもいいかもしれませんね。日中帯は熱中症も怖いので、夜間の涼しい時間帯でもワークアウトのお供にいいですね。

 

 

SourceApple

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