Appleが配布しているiOS14.6ベータ版から、Apple Musicで高音質な楽曲が配信されることを示唆するコードが見つかり、さらにAndroidスマートフォン向けのApple Musicアプリでも、高音質の楽曲に関するコードが見つかったのです。

 

Apple Musicで高音質の楽曲が楽しめるようになる可能性が高く、それに合わせてHi-Fi対応のAir Podsまたは、Air Pods Proが登場するのではないかという噂で注目を集めています。

 

iOS14.6ベータ版で見つかったApple MusicHi-Fi対応

開発者向けに配布されているiOS14.6ベータ版には、Dolby AtmosDolby Audio、ロスレスに関する具体的なコードが追加されていることを、海外情報メディア9to5macの調査からわかりました。

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またApple MusicHi-Fi対応の楽曲を配信し始めたとしても、Appleは追加料金を請求しないことも示唆していると伝えています。いい音質で楽曲を楽しめるようになるのは、音楽好きのユーザは期待してしまうでしょう。

 

ですが、後日配信されたiOS14.6ベータ2版では、せっかく見つかった高音質化のソースコードだけではなく、Dolby AtmosDolby Audioに関する記述を見つけることができませんでした。このことはApple MusicHi-Fi対応になること自体が噂でしかなかったのか、それとも新しいサービスを提供するために情報を隠蔽しようとしていたかのどちらかです。

 

ただ、別の視点からもApple MusicHi-Fi対応になることを示唆している情報がリークされています。

 

Androidスマートフォン向けアプリにも隠されていたコード

実は先述した通りHi-Fi対応のコードについては、Androidスマートフォン向けアプリのベータ版にも隠されていることを9to5Googleが伝えています。

Google Playストアにアップロードされているアプリを逆コンパイルすることで、コードからロスレスオーディオに関する記述が見つかったのですが、iOS版で確認されたDolby AtmosDolby Audioに関する記述はなく、ロスレスオーディオに関する内容しかコードに記載されていなかったようです。

 

ただ同時期にリリースされた両OSのベータ版から同じ内容のコードが見つかったことは、Apple Musicの高音質化がほぼ間違いないと断言してもいいかもしれません。

 

高音質で楽しむためのガジェットの登場も!?

さらに高音質を楽しむためのHi-Fi対応Air PodsまたはAir Pods Proが登場するのではないかと期待が高まっています。そして発表はWWDC2021と合わせてくる可能性もあり、もしかするとiOS14.6の正式版リリースも6/7頃になるのかもしれませんね。

iOS14.6正式版のリリース、Google Playストアのアップデートが配信されるタイミングで、Hi-Fi対応のAir Podsが発売となったら、今年は数多くの新モデルが登場したサプライズ・イヤーといえるでしょう。

 

Apple Music以外にも、どのような進化を遂げるOSになるのか、WWDCで発表されるiOS15と合わせて早く見てみたいですね。

 

 

Source9to5mac9to5google

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