iPhone X以降、それまで主流だった指紋認証(Touch ID)がなくなり、顔認証(Face ID)だけになってしまいました。
iPhoneを触らずロックを解除できる便利なFace IDですが、口元を覆ってしまうマスクをしてしまうとまったく反応しなくなってしまうため「不便」と声が上がっていました。
そんなFace IDをマスクしたままでも、ロック解除できる方法がネットで公開された話題となっています。
どうすればいいの?
マスクをしていてもFace IDのロック解除が可能になる方法を見つけたのは、Ten cent Xuanwu Labのセキュリティ研究者でした。
研究者が編み出した方法でFace IDを登録すると、マスクをした状態でもiPhoneのロックを解除することができるようになるというのです。
手順①マスクを折って顔の4分の1を隠す
まずマスクを半分に折って、折りたたんだ状態のまま片方の耳だけにゴムをかけてください。ちょうど顔の4分の1だけがマスクで隠れた状態になります。
この時、マスクはシワにならないようにするのがポイントのようです。
手順②マスクを持ってFace IDを登録する
登録する際は、「もう一つの容姿をセットアップ」で実施しましょう。マスクを押さえながらFace IDの登録は難しいかもしれません。そういう場合は顔を動かすのではなく、電話を頭の周りで回転させるようなイメージで登録してみてください。
これで登録完了です。
手順③マスクをつけてロックが解除できるか確認
あとはマスクをつけてロックが解除できるかを確認してみましょう。
この手順で実際に登録した人からは、うまくいったという声とダメだったという声が上がっていました。どうやらマスクの種類とかも影響するようで、段々があるマスクよりフラットなマスクの方が登録も、解除するのもしやすかったようです。
さらにコツとして、新たに登録をしなおしてもう一つの容姿をセットアップで、反対側の顔を隠した状態で登録するようです。
これでFace IDに死角なし
これまでFace IDはマスクをすると、ロック解除が一切できませんでした。でもこの方法で登録することができ、ロック解除ができるようになれば花粉症の人も面倒ではなくなりますね。
以前、紹介したマスクも格安で販売されると、4分の1マスクを作ってFace ID登録をしなくてもいいかもしれませんね。
source:Tencent Xuanwu
Photos:Tencent Xuanwu