2022年に次期iPhone SEが登場すると予測したミン・チー・クオ氏のモデルが、実際に登場するとき、気になるのは本体価格ではないでしょうか。

 

iPhone SEの魅力である「低価格」をキープしたモデルになるか、搭載されるスペックから予想価格をチェックしていきましょう。

 

デザインの変更はなし

ユーザがiPhone SE(2022)に期待しているデザインの変更は、次の理由から実現されないだろうと伝えられています。

 

コスト削減①筐体の流用

クオ氏の予測するiPhone SE(2022)のデザインは、これまでネットで噂されているようなiPhone XR(6.1インチディスプレイ)ではなく、iPhone8をベースとしたモデルになると述べています。

以前の筐体を流用することで製造コストを抑えて、本体価格を前モデル(399ドル)に近い価格帯にするための方法です。そう考えるとデュアルカメラの搭載もなくなり、iPhone SE(2020)との違いは外見から判断できないモデルになるでしょう。

 

コスト削減②ディスプレイ種類

iPhone SE(2022)のディスプレイは、期待されているOLEDではなく、従来通りのIPSLCDディスプレイ(液晶)が採用されます。

ただAndroidはローエンドに分類されるスマホでも、OLEDを採用しているモデルが存在することから、ここは頑張って変更してもらいたいところです。

 

なおiPhone SEにも、Plusサイズ(iPhone SE Plus)が登場するのではという噂がありました。5.5インチのディスプレイモデルの登場は、低価格モデルでも大画面を楽しめるモデルになるでしょう。

 

コスト③チップセット

iPhone SEは発売時期に登場したハイエンドモデルと、同じCPUを搭載する傾向があります。

初代iPhone SEは、その当時最新モデルだったiPhone6sと同じA9チップを搭載、iPhone SE(2020)A13 bionicと、iPhone11シリーズと同じチップセットが採用されています。

 

そう考えるとiPhone SE(2022)は、来年登場するA16チップセットとNeuralエンジンが採用されるでしょう。

 

価格でiPhone SE(2020)に勝てるのか

デザイン変更や採用しているスペックを大きく変更しないことで、iPhone SEの魅力的な価格帯399ドルをキープすることができます。

 

ですがiPhone SE(2022)は、5Gサービスに対応します。

 

この5G対応のため、少しばかり価格が変更されてしまうかもしれません。ですが、他のパーツも流用することでiPhone SE(2022)の価格は、現行モデルと同じ399ドルに期待できるでしょう。

 

搭載されるスペックを変更して、価格を499ドルにアップすれば、競合モデルよりもハイスペックなモデルで登場することになるでしょう。

 

 

SourceWCCFTECH

Photos:Apple (Appleスペシャルイベン)

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