Appleが提供しているApple MusicやApple Arcade、その他にもApple TV+やiCloudのストレージを大容量の50GBや200GBで契約していると、毎月のサービス料金が結構高くつきます。

 

これでは新しいサービスが提供されたとしても、なかなか手を出すことが難しくなってしまいます。そんなユーザのニーズに答えたAppleの新しいサービス「Apple One」が、先日開催されたAppleスペシャルイベントで発表されました。

 

Apple Oneのプランは個人とファミリープランの2つ

Apple OneではApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud(50GB)の4つのサービスを月額1,100円で利用できる個人向けのプランと、最大5人までの利用とiCloudの容量が200GBまで使えるファミリー向けのプランが1,850円で用意されています。

 

この金額を見たとき「あまり安くないかも」と思った人もいるかも知れませんが、4つのサービスを個別に契約した場合、1,210円(個人プラン)もお得に利用することができます。

 

ファミリープランでは同様にすべてのサービスを個別に契約した場合と、Apple Oneを契約した場合では1,230円もお得になるのです。これだったら契約しない理由が見つかりません。

 

ちょっとした注意点

Apple MusicやApple Arcadeなどのサービスは、サービス内容が変わっても使用料金は変わりません。ただiCloudだけは利用するストレージの容量で、月額の費用が変わってきます。

例えば個人プランに入っている人がiCloudの容量を200GBにする場合、Apple Oneの料金に200GBの月額料金(400円)が加算され、1,600円となるそうです。

 

ということはiCloudで2TB(1,300円)を契約している場合は、さらにApple Oneの料金が加わるので2,400円になります。ファミリープランも同じなので、Apple Oneの利用料金は高額な印象をうけてしまいますね。

 

ただしこのApple Oneの料金は正式にサービスが始まったとき、変更されるかもしれません。

 

正式サービスが開始されるときに、しっかり料金体系をチェックして加入するべきかを判断するようにしましょう。

 

Apple Oneのサービスはいつ開始?

イベントではサービス内容の発表はあったものの、正式なサービス開始については明言されていませんでした。日本向けのApple公式サイトでも「この秋、登場」となっているものの、期日についてはどこにも記載されていません。

 

もしかするとまだ発表されていない、iPhone12と合わせて発表となるのでしょうか。

 

ただ次回のAppleスペシャルイベントの開催日なども告知されていないことから、イベントなしでApple Storeだけで発売されることもありえます。これまでサイレントリリースされたiPhoneは、iPhone SE(第2世代)だけではないでしょうか。

 

もしサイレントリリースだったとしたら、iPhone12はiPhone11 Pro/Pro Maxと大差のないモデルという事になってしまいます。

 

フラグシップをイベント無しで、発売するということはありえません。

 

まずはAppleからのイベント告知されるのを、すでに発売されているApple Watch S6やiPad(第8世代)を使い倒しながら、じっくりと待つことにしましょう。

 

 

Source:Apple One

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