Appleスペシャルイベントの開催日といっしょに公開されるイベント招待状のデザインですが、このデザインにイベントで発表される新しいデバイスが隠されているのではないかと考えられてきました。

 

ですが海外情報メディアCult of Macは、以前「招待状のデザインから、新デバイスを解読するのは時間の無駄です」という記事を公開しました。Cult of Macが伝えたように本当に何も隠されていないのか、解読が本当に時間の無駄と言い切れるのでしょうか。

 

Appleはリークが嫌い

Cult of Macのライター、エド・ハーディ氏は「Appleはリークを嫌い」を理由に、イベント招待状のデザインから新デバイスの発表を解読する時間は無駄と伝えています。

 

たしかにAppleはリークを嫌っていて、すでに大手リーカーに対しては各国の弁護士事務所を通じて警告したことが報じられたことがあります。

 

またApple2018年に情報漏えいした従業員29名のうち、12名が逮捕され17名が解雇されたことも報じられました。

 

この行動が功を奏したか、近年のリーカーの情報に精度が失われつつあるといわれ、昨年20214月に開催されたイベントで、リーカーが取り上げなかったiPhone12/12 miniのパープルが発売されたことがありました。

 

ですが、Appleが発表するイベント招待状のデザインには、あとから考えると「これって一致していないか」と思える箇所が見つかり、あながち完全否定できるものではないと思われます。

 

過去の実績

これまで公開されてきたイベント招待状のデザインを、あとから見ても「このモデルの発表が隠されていたのでは?」と思えるデザインがあります。

 

例えばiPhone5のときは、開催日である12の下部に数字5が影のように描かれたデザインが公開されました。そして全体的にデザインをみると、ディスプレイサイズが大きくなることを読み取れるのではないでしょうか。

 

他にもiPhone5ciPhone5sが発表されたイベントのときは、カラフルなドットが描かれたデザインが採用されました。このときのiPhone5cはパステルカラーのカラフルなモデルだったため、招待状デザインから読み取ることができたでしょう。

 

このようにあとから考えると当てはまるデザインがあるため、無駄になると言い切るのは難しいのではないでしょうか。

 

39日のイベント招待状から解読する新デバイス

以上のことをふまえた上で招待状のデザインを見ると、5Gに対応したiPad Air(5世代)が発表されるのではと予測ができます。波のように描かれたAppleマークは5Gサービスの対応を、カラフルなデザインはカラーリングが増えたiPad Airを表現していると解読しました。

 

この予測が、あたってもはずれてもイベントの楽しみ方の一つです。あなたなりの方法で、イベントを楽しむようにしましょう。

 

いよいよあと数日まで、イベント開催が迫ってきています。5G iPhone SEを使っているあなたを想像して、ワクワクしながら待ちましょう。

 

 

SourceCult of MacBloombergGIZMODO

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