これからiPhone SEを購入しようと考えている方も、ケースの購入やApple Careの加入など、気になる点がいくつかあると思います。
そんなユーザ向けに、iPhone SEがどのくらいの強度を持っているのか、海外情報メディアApple insiderが、落下や水没のテストを行った結果を公開しています。
どのような結果になったのか、さっそくチェックしていきましょう。
iPhone13並みの強度をもつ結果に
iPhone SEの性能を確認するために行われたテストは、地上6フィート(約1.8メートル)の高さから、フロント、バックパネル、サイドから落下させ、状況を確認するというものです。
バックパネルから落下させたときは、素材がガラスに変わったこともあって、ヒビが入ってしまいました。ですがフロントパネルとサイドから落下させたときは、かすり傷を負う程度でディスプレイは割れませんでした。
iPhone SEはCeramic Shieldを採用していないモデルになります。なのに結果的に割れないことから、Appleがイベントで語っていた「スマートフォンの中でも、最も丈夫なガラスを採用した」というのは、間違いなかったようです。
落下テストの結果からiPhone SEは、Ceramic Shield を採用したiPhone13と、同じぐらいの強度という結論に至りました。
防水面は前モデルと同じ、IP67準拠の耐水性能で、水深1mの静止した水の中なら30分間は、機能に影響を与えないレベルです。
それに準じた水深1mの水中にiPhone SEを沈めて30分間放置したのち、取り出すテストでは水から出したあと1時間は音声がこもっていましたが、その後正常に戻りました。
これらの結果から、衝撃にも強く耐水性能も実用性のあるモデルに仕上がっていることが証明されました、。
それでもケースの購入を
今回のテストの中で運良くディスプレイは割れませんでしたが、割れる可能性があったことには変わりありません。
そのため、不意の落下に備えてケースはできるだけ購入するようにしましょう。iPhone SE(2020)とデザインが同じだからこそ、種類もデザインも多くのケースから選ぶことができます。どんなケースを選ぼうか、悩んでしまいますね。
Apple Careの加入・未加入の判断
Appleが公式に伝えているiPhone SEの修理代ですが、画面修理に関しては保証外で15,950円がかかります。
ただ、Apple Careに加入すると修理費3,700円となりますが、毎月のApple Care代がかかるため、大きな出費となってしまいます。
万が一に備えて大きな出費をかけて保険をかけるか、壊れてしまったときに適切な修理方法を選択するか、どちらか負担のないほうを選ぶようにしましょう。
Source&Photos:apple insider