2018年発売モデル「iPhone 8s」、Appleが取る戦略とは?
今年発売予定のiPhoneは、iPhone Xの後継機種、iPhone X Plusモデル、Xに似たデザインを採用し、OLEDディスプレイの代わりにLCDディスプレイを搭載したより安価なバージョンの3つの新しいiPhoneモデルをAppleが発売する可能性があります。
海外のメディアによると、新型iPhone 8は、iPhone Xと区別するためデザインが大幅に変更される可能性を示唆しています。
StreetInsiderは、AppleがiPhone 5cのようなポップなデザインを採用したLCDディスプレイモデルを採用するかもしれないという提案を報告しています。
Rosenblattのアナリスト、Jun Zhangは、以下のように語っています。
「学生をメインターゲットにした、iPhone 8S(LCDモデル)を発売する用意があり、今年下半期に青色、黄色、ピンク色を含むモデルが発売される可能性ある。Appleは毎年3つの新しいモデルを発売しているので、2つのハイエンドOLEDモデル、1つはLCDモデルの設計を区別する必要があると我々は考えています。」
見た目はiPhone 5c?それとも新しいデザインを採用か。
時期iPhoneは、iPhone Xを主軸としたラインナップとなる予定で、iPhone8は廉価版モデルとなる予定です。
Appleは以前も同様の戦略を見せてきたことがあります。
それが、2013年9月20日に発売した「iPhone 5c」です。
これまでのアルミニウムボディのiPhoneとは一線を画した筐体で、iPodを彷彿とさせるデザインを採用しました。
カラーバリエーションは、パステルカラーのブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの5色を発売しました。
海外のメディアでは、今回も、「iPhone 5c」と同様の見た目になるのではないかと語っています。
結果的に、AppleはiPhone 5cの戦略で成功を納めました。
時期iPhoneから標準搭載予定のトリプルカメラはどうなる?
スマートフォン市場は、トリプルカメラディスプレイが主流になりつつあります。
Appleもトリプルカメラを搭載するのではないかと、メディアでは取り沙汰されており、早ければ、2018年のiPhoneから搭載される可能性を示唆しています。
トリプルカメラは、主に望遠機能を強化を目的として開発されました。
トリプルレンズカメラシステムの利点は次のとおりです。
- ソフトウェアの補助を最低限に抑えられるため、動作が軽快
- 画像のクオリティ向上
- ズームした時の画像のクオリティ向上
- 広角機能と3D奥行きの認識機能
中国のHuaweiがP20 Proのフラッグシップモデルである40メガピクセルとトリプルカメラを組み合わせたスマートフォンを発売し、を発表しその実力は証明済みです。
Huawei曰くトリプルカメラは、Galaxy S9やiPhone Xよりも優れたカメラシステムを持っているとしています。
Appleは望遠機能の強化だけではなく、3Dセンサーを背面に組み込む可能性があるとしています。
3Dセンサーの利用目的は、AR技術の導入です。
3Dセンサーを使って距離を測定することにより、ARの精度をあげる狙いがあります。
トリプルカメラを搭載したiPhoneは、これまでに培ったAppleのノウハウの集大成とも言えるべきもので、スマートフォン市場最強のカメラとなるはずです。
ですが現状では、トリプルカメラを利用することによりiPhoneがどのような進化を遂げるのか私たちにはわかりません。
海外のリーク情報では早速、トリプルカメラ搭載型iPhoneのイメージが公開されています。
今までのiPhoneにトリプルカメラをつけたパターン
スマートフォンに別のレンズを追加するのは容易ではありません。
iPhoneの基盤上にスペースを作ることに加えて、AppleはiPhoneの外面にレンズをきれいに実装する方法を見つける必要があります。
カメラ部分を大きくし、3連カメラを新設することです。
これが一番技術的に簡単な選択肢かもしれません。
ですが、見てわかる通り、カメラの存在感が結構あります。
一部のユーザーからは反発が出そうなデザインです。
独立したカメラを搭載し、トリプルカメラを実現
Appleが取ることのできるもう1つのパターンは、メインカメラエリアのすぐ下で、第3レンズを別々に実装することです。
AppleはこれまでのiPhoneと同様に、カメラ領域を確保することができます。
これは、HuaweiがP20 Proに第3レンズを取り付けた方法と似ています。
他社がすでに導入しているデザインを、Appleが取り入れる可能性は低いと考えられます。
ですが、Appleがトリプルカメラを実装するのは市場を考えれば容易に考えられます。
スマートフォンのカメラを考えれば、トリプルカメラを搭載したフラッグシップモデルを販売する可能性は十分あります。
ズームと画質の向上に加えて、トリプルレンズのリアカメラシステムは、低照度環境でも高性能を発揮します。
また、AR技術にも期待が寄せられています。
残念なことに、トリプルカメラ搭載型のスマートフォンがどれだけ売れるかは不明です。
おそらく、カメラが増えたことでより高価になるかもしれません。
アップルが2019年の発売を目指して携帯電話を開発していると主張しているが、他の報告書によって裏付けされるまで、そのタイムラインを塩分で取り出すことを推奨する。
いずれにしても、Huawei P20を皮切りに、トリプルカメラは、スマートフォンの主軸になるのは明白です。
Source:9to5Mac
via:StreetInsider.com
Photo:iDropNews