Apple、MacOSの最新のアップデートで2018年MacBook Proのオーディオとカーネルのパニック問題を解決

2018年9月3日 2018年8月31日

Apple、MacOSの最新の補足アップデートで2018年MacBook Proのオーディオとカーネルのパニック問題を解決

AppleはMacOS High Sierra 10.13.6 Supplemental Update 2を、Touch Barモデルを搭載した2018 MacBook Pro専用にリリースしました。

リリースノートでは安定性と信頼性の向上について言及しています。

AppleはMacRumorsから連絡を受けて、補足アップデートが多くの分野でシステムの安定性と信頼性を向上させ、オーディオやカーネルのパニックを含むいくつかの問題に対処すると述べています。。

Appleは、すべてのユーザーがMacBook Proにアップデートをインストールすることを推奨しているとしています。

アップルのサポートコミュニティ、Reddit、および独自のMacRumorsディスカッションフォーラムでは、1.3GBのアップデートが、まだ影響を受けていないユーザーからの決定的な証拠では十分に利用可能ではありませんでした。

アップデートを適用したユーザーの主張

例えば、アップルサポートコミュニティのユーザであるtakashiyoshidaは、MacBook Proが更新後に「騒音が出なくなった」と主張している。

また、実際に行った騒音テストについて以下のように語っています。

「テストでは、マイクとスピーカーのサンプリング形式を44100 Hzに設定し、iTunesで音楽を再生し始めました。アップデートする前に、通常は約1時間で騒音が聞こえますが、私はMacBook Proを約3時間再生していましたが、これまでのところ音が聞こえません。しかし、ユーザーのonceARMY Reddit氏は、「SafariでYouTubeのコンテンツを再生しているうちに、依然として音が聞こえています。」とコメントしています。

彼は、アップデートをインストールした後、「Spotifyアプリに問題はない」と述べました。

カーネルのパニックに関する限り、補足アップデートをインストールしてから少なくとも1人は経験があるとの報告があります。

MacRumorsのフォーラムメンバー、King724は、「今日のアップデートをインストールして、それが起きた」と、カーネルのパニックを指摘しています。

彼は、ロジックボード上のデバイスファームウェアであるbridgeOSに関連したシステムクラッシュを示すログを共有しました。

これは、Apple T2チップを含む2018 MacBook Proの多くの機能を制御します。

先月、アップルは、カーネルパニックについての間接的な報告は少ないと考えていたが、T2チップが責任を負うべきかどうかについては言及しなかったという。

昨年も同じようなカーネルパニックの報告が開始されています。

iMac ProにはT2も搭載されているため、チップやチップセットを管理するbridgeOSファームウェアの潜在的な問題と思われ、 T2チップもまた、亀裂の原因となっているとの見方もあります。

コンテキストのために、T2チップは、システム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、オーディオコントローラ、およびSSDコントローラを含む以前に別個のコンポーネントをいくつか統合しています。

また、安全なブート、暗号化されたストレージ、およびTouch IDの認証のためのSecure Enclaveコプロセッサーを備えています。

Appleのサポート担当者は、FileVaultの無効化からPower Napの無効化に至るまで、これらの問題を緩和するためのさまざまなソリューションを提供していましたが、これらの問題を永続的に解決するものはありませんでした。

一部の顧客には、修正が行われていると言われていましたが、少なくともアップルの言葉によると、補足アップデートに含まれています。