AppleとGoogleが共同して作成したコロナ追跡APIが、ついにiOS13.5に搭載されいました。

 

これでコロナに感染した経路を把握することができるため、集団感染の危険を回避することができます。

日本では利用可能なの?

iOS13.5をインストールすると「プライバシー」→「ヘルスケア」をタップすると、「COVID-19接触のログ記録」という項目が表示されます。

現時点では「この地域では使用できません」と記載されているため、利用する事はできませんが、利用が可能になるとBluetoothを利用してランダムで生成された識別子を、他のデバイスと交換できるようになります。

 

14日の間にコロナウイルスを発症した場合、接触したデバイスを利用していた人たちを追跡することできます。

 

緊急事態宣言が解除されてから、東京都内では病院での集団感染が発覚したり、九州でもメディカルセンターで集団感染が発覚したり、連日10人を超す感染者数が報道されています。

 

外出自粛で行動を抑制されていた人たちが、活動し始めたことで症状が出なかった感染者が行動をするようになってしまったことが原因かもしれません。

 

早急にコロナ追跡APIを利用したアプリのリリースし、コロナ第2波に備えられる状況を作る必要があるかもしれません。

海外での利用状況は?

アメリカではコロナ追跡APIの利用を各州で取り決めていて、現時点で参加することを伝えているのは4つの州だけとなっています。

  • バージニア州
  • サウスカロライナ州
  • ノースダコタ州
  • アラバマ州

 

他の州については問い合わせに対して返事をしていないか、参加しないことを表明しています。

 

この情報は海外情報メディアの9to5macが、保健省に行った調査結果に基づいています。

 

やはりプライバーの懸念からか、素直に受け入れる週は少ないようです。ただこのコロナ追跡APIで交換したランダムの識別子は、14日後に消去させるので意識する必要はないかと思われます。

 

とはいえ、導入に対して少し高い壁があると認めざるを得ません。

国内での利用開始時期は

コロナ追跡APIを利用したアプリがApp Storeに登場していないことから、国内でのアプリ提供すら始まっていないことがわかります。

 

いつ頃、アプリが提供されるのかはわかりませんが、6月中旬ごろにはアプリがリリースされ利用可能になることでしょう。この機能を有効にすることで、バッテリーの減り具合など気になる点はいくつかあります。

 

でもできるだけ常にすれ違ったデバイスを利用している人たちのログを取得して、感染の拡大を防止する対策に協力したいと思います。

 

 

Source:9to5mac

Photos:Apple

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