2020年、新型コロナの影響から行動が制限されてしまい、なかなか情報が集められなかった年でした。その中でもAppleが業績を順調に伸ばし、iPhone12シリーズは5Gスマートフォンの中でも、世界で一番販売されたモデルになりました。
そしてiPhone自体だけではなく、携帯電話事業者や格安SIM事業者も年末にかけて大きく変動する年になりました。
そんな2020年を、振り返ってみましょう。
iPhoneを取り巻く各キャリアの変化
2020年も監督省庁の総務省が、あの手この手を使って携帯電話料金を下げるよう大手キャリアに提言したり、格安SIM事業者には更なる経営努力を要求したり、サービスを提供する側に対する無茶振りのような政策を講じてきました。
出典:ドコモ
ですが、そのおかげでドコモは衝撃的なプランを打ち出すことになったのです。
ドコモが発表した新プランahamoは、月額2,980円、データ容量20GB(超過時は1Mbps)、解約時の手数料がかからないなど、ユーザが求めていたプランを発表したのです。ahamoの登場は、通信業界だけではなく経済界にも衝撃を与えました。
この低価格のプランをドコモが打ち出したことで、格安SIM事業者潰しではないかという声と、ahamoに対抗するプランを日本通信が提供し話題となりました。
そして12月に入り、SoftBankがドコモのahamoに対抗するSoftBank on LINEを発表、月額やデータ容量はahamoと同じで、オンライン受付専用という内容まで同じでした。ただSoftBank on LINEはLINEを利用した場合、一部のデータ容量をカウントしないサービスを提供します。
このように大手キャリアが、低価格プランを用意したことで格安SIM事業者が苦しい戦いを強いられます。これから新たなサービスを、格安SIM事業者も打ち出してくることでしょう。
5Gサービスエリアの拡大なども、各キャリアにとっては大きな課題です。
auは2022年3月までに、5万局の基地局を設置し、サービス提供エリアを拡大します。ドコモもSoftBankも同じく5Gエリアを拡大し、すべてのキャリアで5Gの恩恵を受けることができるようになるでしょう。
2021年も2020年と同じように、携帯電話事業者や格安SIM事業者に、大きな経営努力を求められる年になるのかもしれませんね。
2021年のiPhone13情報
すでにいくつかお伝えしていますが、2021年に登場するiPhone13(仮)は、全てのモデルにLiDARスキャナが搭載されるのではないかという情報までリークされたり、ディスプレイは高リフレッシュレート対応モデルが登場したり、これから更なる情報がリークされていくことでしょう。
高い的中率を誇るミン・チー・クオ氏も、すでにiPhone13についてはiPhone12のように発売時期が遅延することはないだろうと予測したり、2021年に発売される次期iPadのスペックをリークしたりしています。
しっかり判断して自分にあったプランとモデルを選んでいきましょう
iPhoneを利用する上で、大手キャリアにするか格安SIM事業者で利用するか、どちらを使うかをしっかり判断して、最適なプランを選ぶようにしましょう。
そしてiPhone13やiPhone SEの後継モデルを購入するか、登場したAppleの新モデルをしっかりチェックして購入するようにしましょう。
今年も一年、ありがとうございました。2021年も、しっかりAppleやiPhoneの動向を追いかけてまいりますのでよろしくお願い致します。