毎年、Appleは最新モデルをリリースし称賛されていますが、もうそろそろ発売を終了してもよいのではないかという旧モデルを発売し続けています。これはユーザにとって「買って失敗した」という体験につながり、Appleにとってもマイナスイメージにしかなりません。

 

そんないくつかのモデルを紹介したいと思います。

 

Apple Watch Series3

2017年に発表されたApple Watch Series3は、Apple Watchだけで発着信できるセルラー機能を初めて搭載したモデルになります。今、発売されているApple Watchに搭載されている機能の、ベースとなるモデルといっても過言ではないでしょう。

 

セルラー機能は電話だけではなく、手元にペアリングしているiPhoneがなくても、交通系ICカードへのチャージや、Apple Payの利用なども使えるのですが、現在提供されている健康管理デバイスとしての機能はなく、心拍数以外は計測することができません。

 

最新モデルとなるApple Watch S7では、血中酸素濃度や心電図などの計測、転倒検出機能などが搭載されているため、自分で気が付かない体の異常や、転倒して連絡できない状態からの緊急通報が利用できます。

 

Apple Watch S3の価格はかなり控えめで購入しやすいモデルですが、搭載されているスペック的に見てもそろそろwatchOSのアップデートもできなくなるでしょう。

 

もしかすると20229月に開催されるAppleスペシャルイベントで、ラインナップから姿を消すモデルになるかもしれませんね。

 

iPod touch

Appleが過去に発売していた音楽専用デバイスiPod、そのデバイスにインターネットやメール機能を搭載したiPod touchは、携帯電話網が利用できないだけでほぼiPhoneと同じことができます。

 

Apple公式サイトにはリンク先が削除されていますが、検索すると最新モデルが表示され購入可能です。ただ価格を考えると最近、携帯電話各社が販売しているiPhone12 mini/13 miniの方が安く、iPhone SEの方が高いモデルになります。

 

こんなときはiPad touchを購入するより、iPhone12 mini/13 miniの購入を検討してもいいかもしれません。携帯電話会社のようにランニングコストがかかりませんが、インターネット接続が必要なApple Musicのストリーミングなどは、外出先では利用できないので、別途、Pocket WiFiやテザリングできるiPhoneやスマートフォンが必要になります。

 

失敗しない買い物を

紹介した2つのデバイスは、価格が魅力であってもすぐに買い換える必要が出てきたり、十分な機能が提供できなかったり、OSサポートが終了してしまう危険が常に隣り合わせとなります。

 

そのようなデバイスを買ってしまい「損をした」とならないためにも、できるだけ最新デバイスまたは、昨年に発売されたデバイスを選ぶようにしましょう。

 

 

Source&Photos9to5mac

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