WWDC 2022も開催されiOS16で、iPhoneがどんな進化を遂げるか見えてきました。そして次に開催されるイベントは、みんなが待ちに待ったiPhone14シリーズの発表となるAppleスペシャルイベントになります。
海外情報メディアapple insiderは、これまでのiPhone14のリーク情報や、ケースメーカーからの詳細なCAD情報などを元に作成されたモックを元に、iPhone13と比較しています。どのくらいiPhone13と、違いがあるのでしょうか。
カメラが突出したデザインに
ここ近年リリースされたiPhoneのカメラは、ナイトモードやポートレートなどの機能がアップデートされるにつれ、レンズがだんだん突出してきました。
このレンズが突出したデザインを心良く思わないユーザから、背面がフラットなiPhoneを望む声が多く上がっていました。リーク当初は、この声を反映したのかiPhone 14は、フラットなカメラデザインになると伝えられていたのです。
ですがその後、数年ぶりとなるカメラの画素数アップデートがリークされ、フラットなカメラデザインから、レンズが突出したデザインに変更されています。作成されたモックは、レンズの突出具合も忠実に再現されているため、かなり気になるかもしれません。
なお、紹介されたモックは、ケースメーカーも利用することから製造時に利用されたリーク情報の信頼度は、かなり高いといえるでしょう。その理由の一つは、背面だけではなく新しくなるといわれているFace IDカメラデザインも忠実に再現されているからです。
カメラバンプの干渉
Proモデルでは、カメラバンプのサイズが前モデルよりから5mmほど大きくなっているため、ケースの流用やMag Safeの充電パッドが干渉する可能性があるといいます。
背面に貼り付けるWalletも、大きなったバンプ部分に外観が触れてしまうため、Proモデルでは、これまで発売されてきたMag Safe用アクセサリの流用は難しいようです。
なお、Proモデルはバンプとの干渉を避けるため、MagSafeの位置を少し下側へ変更する可能性があるとも伝えられています。
一番の懸念事項は発売時期か
当初の計画では例年通り9月初旬にAppleスペシャルイベントが開催され、9月中〜下旬にかけて発売というスケジュールでした。
何もなければ、このままスケジュール通りに事が進むと思っていましたが、戦争に世界経済の悪化、サプライチェーンが稼働している地域の感染症によるロックダウン、著しい半導体不足による影響など、いくつもの課題が重なりiPhoneの製造に大きな障壁になっています。
ただサプライチェーンの情報筋からは、すでにiPhone14向けのパーツ製造が始まっているとも伝えられています。
ただ、前述した状況が改善したというニュースも伝えられていないことから、翌週の発売は難しくiPhone12の時よりもさらに遅れる可能性があると考えておいた方がよいかもしれません。
Source&Photos:apple insider