ゲーム開発者、AppleがApple TVのゲームをどのように改善できるかを語る
Minecraft：Apple TV EditionがtvOS App Storeから削除され、開発者Mojangは、Apple TVのMinecraftについて、更新やさらなるサポートは行われないと発表しました。
声明の中で、同社は、プレイヤーが最も使用するプラットフォームにリソースを「再配分する必要がある」と述べています。
週末に共有された新しい記事で、Ars Technicaは、MinecraftのtvOS App Storeからの削除を受けて、いくつかのゲーム開発者と話し、Apple TVを真のゲームにするためにAppleが何をする必要があると考えているかについてコンセンサスを得ようと試みています。
Strange Flavor CEOのAaron Fothergillは、ゲームセンターをプラットフォーム間でサポートし、独自のゲームコントローラを作成してApple TVにバンドルすることで、Appleがこれを実現できると述べています。
開発者のパトリック・ホーガン氏は、Appleがフル機能のゲームコントローラを構築して「すべての」Apple TVボックスに組み込むことをサポートしていましたが、他の開発者Ars Technicaはオプションのゲーム用Apple TVバンドルで十分だと考えています。
引き続きホーガン氏は、アップルのApple TV向けマーケティングはゲームの重要性を強調するべきだとし、顧客獲得の問題を解消するために、あらゆる主要ゲーム・エキスポや会議でプラットフォームの独占、港湾、それを開発者に実行可能にするとしています。
開発者のほとんどは、Apple TVを見直したときと同じことを信じていたようです。人々が何年も推測してきたAppleのゲームコンソールであることは、ここでは大きな可能性があります。しかし、Appleは、テレビが何をすることができるかを消費者に知らせるだけでなく、ゲーム目的のためにテレビを明示的に使用することを容易にするために十分な努力をしていません。
第4世代および第5世代のApple TVデバイスは強力なゲームサポートのためのハードウェアを備えていますが、これまでのAppleの取り組みでは、Apple TVをビデオゲームコンソールとして提供する意向を示していません。以前は専用のiOSアプリとソーシャル機能を備えていたGame Centerでさえ、iOS 10のサードパーティ製ゲームアプリのオプション統合にダウングレードされました。
Apple TVがサードパーティ製のBluetoothコントローラをサポートしているにもかかわらず、Appleはタッチスクリーン・ベースのSiri Remoteをすべてのゲーム・アプリケーションでサポートするように強制することで、tvOSのゲーム開発を妨げていました。 Appleは第4世代のApple TV初年度の市場でこの要求を下しましたが、多くの開発者はこれがApple TVの真のゲームデバイスとしての最初の印象を残さないと述べました。
それでも、Ars Technicaが語ったデベロッパーのほとんどは、ゲーム機としてのApple TVの将来について積極的に取り組んでいます。 Team AltoのRyan Cash氏は、MojangとMicrosoftがApple TVプラットフォームが成長し続ける中で、ゲームを完全に軸化していると考えて、Minecraftの削除についてコメントしました。
「ゲームを担当していれば、私は本当にそこにとどまるように努力していると思いますが、プラットフォームは確かに最大ではありませんが、成長し続けており、特定のタイプの観客がゲームを体験するのに最適な方法です。」
現時点では、AppleがApple TVに注目しているのは、Apple TV、iPhone、またはiPadを所有するお客様には無料であると噂されている、今後登場する専用テレビ番組である可能性が高い。将来的に見ると、Apple TV 4Kの後継者は、2019年以降になると予想されています。このため、次のApple TVにどんな機能や改良が施されるのかについての噂はまだありません。
Apple TVと競合しているのは、Google Castです。
こちらは、使い方がシンプルで、スマホとの連携を前提として使用します。
それに対しApple TVはそれ自体で映画を見たり、ゲームをしたりすることができます。
また専用のリモコンがついておりそれで操作を行いますが、操作性やUIなど使い辛い部分が多々あります。
ゲームを展開するにしても、既存のリモコンでは少し厳しいでしょう。
今後のAppleの戦略に注目していきたいところです。
Source:MacRumors
