アップルの新しい第2世代AirPodを実際に触ってみた!

Appleの第2世代AirPodは、人々の目の前に現れ始め、Appleの小売店でも購入できるようになりました。

私達はそれらが元のAirPodとどのように比較されるか見るためにAirPod 2のセットを購入しました。

第2世代AirPodには、実際には2つの構成があります。新しいワイヤレス充電ケースとLightningのみの充電ケースで、前者は199ドル、後者は159ドルです。新しいケースは大きな変更の1つなので、ワイヤレス充電ケース付きのバージョンを購入しました。

デザイン面では、元のAirPodから新しいAirPodを見分けることはできません。彼らはまだ白だけで利用可能であり、それらは全く同じデザインを特徴とし続けています。

AirPodへのすべての変更は実際には内部的なものです。 W1チップに代わる新しいH1チップがあり、かなりの改善が見られます。私たちの経験では、AirPod 2はオリジナルのAirPodよりもはるかに速くあなたのデバイスに接続します、そしてデバイス間の交換はより速くなります。

待ち時間が短縮されました。AirPods2はBluetooth 5.0をサポートしているため、通信範囲と品質が若干向上する可能性があります。 AirPods 2は、特に音量が大きい場合は、少し良く聞こえるように思われます。

AirPodをタップしなくてもSiriをハンズフリーで起動できる新しい「Hey Siri」機能があり、電話で話すときのバッテリー寿命は2時間ではなく3時間になりました。

AirPods 1とAirPods 2の主な違いは、AirPods 2に付属しており、AirPods 1をスタンドアロンで79ドルで購入できる前述のワイヤレス充電ケースです。ワイヤレス充電ケースでは、Qiベースのワイヤレス充電器を使用してAirPodを充電できます。また、Appleがこれをリリースした場合は、AirPodをAirPowerで使用できます。

AirPods充電ケースで第2世代のAirPodと一緒にオリジナルのAirPodを使用しようとすると、互換性がないことを知らせるために赤く点滅しますが、異なるセットのAirPodを使用しようとした場合も同じ警告が表示されます。

この2つのバージョンを視覚的に区別するのは現実的な方法はありませんが、iPhoneに接続した場合は、設定アプリケーションを開いて[一般]を選択し、[AirPods]セクションまでスクロールすると、どちらのバージョンかを確認できます。充電を示すLEDライトはケースの外側ではなく内側にあるため、標準ケースから充電ケースを見分けることができます。

多くの機能なしで出荷された第二世代AirPodsはそのような新しい色と健康状態追跡能力のようなが望んでいました、しかしそれでもオリジナルのバージョンの上にしっかりしたアップグレードをマークします。

ただ問題なのがアップデートが微妙なところです。

確かに細かな変更点によりAir Podは使いやすくなりましたが、その変更は軽微なものであり、多くの人が購入するに至るに十分な理由がありません。

例えば、噂されていたカラーバリエーションの追加やデザインの変更などは今回は行われませんでした。チップの変更にしても、音質が向上するというわけではなく、あくまでも高速化に着目したアップデートとなっています。

実際に使ってみても旧型と比べてそんなに早くなっているという気はしません。

ワイヤレスヘッドセットのいちばんの欠点はバッテリーの寿命です。

リチウムイオン電池には充電の上限回数が決まっています。つまり、これまでのヘッドフォンジャックを搭載しているヘッドフォンとは全く別の次元の製品であるということです。

ヘッドフォンジャックが搭載されている有線のヘッドフォンは、ヘッドフォンの部分が壊れるまで使えますが、無線のヘッドセットについてはリチウムイオン電池が尽きたらヘッドフォンとして使うことができません。

つまり、Air Podが解決するべき問題は、音質の問題でも高速化の問題でもワイヤレス充電でもありません。

バッテリーの寿命というヘッドフォン自体が本来抱える問題に対して革命を起こす必要があります。

おそらく今の技術力で実現可能な企業はAppleをおいて他にないでしょう。

この問題を解決するためには無線送電技術の商用化です。これが実現される可能性がいちばん高いのがAir Podです。

この無線送電技術と無線ヘッドセットが組み合わさることによりイノベーションが起こるのは確実です。

また、音質はAppleのブランドの一つであり、これが一つのブランディング戦略となります。

すぐに使えなくなる無線ヘッドセットを開発するのではなく、気に入った音質を提供し続けてくれる無線ヘッドセットの開発を行うのが必要なのではないでしょうか。

Source:macrumors

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