ノイズキャンセリング機能を搭載したAirPods Proは、2019年10月に発売されて以来、入手するまでに数週間から1ヶ月待ちになるほど大人気モデルとなりました。
2020年3月時点に至っても、手元に届くまで数週間待ちとなっているAirPods Proですが、もしかすると新しいモデルの生産が始まるかもしれないと情報が台湾DigiTimesから報じたのです。
ずばり名前は「AirPods Pro lite」?
第1四半期の終わりから第荷四半期の前半にかけて、生産が始まるかもしれないと話題になっているAirPods Proは、現行モデルの廉価版といった扱いで登場するようです。
そのためネーミングが「AirPods Pro lite」と非常に微妙な名前であることも伝えられています。
デザインはAirPods Proと同じになるようですが、機能的にはノイズキャンセリング機能を省いたモデルになるというのです。
AirPods Proの目玉となるノイズキャンセリング機能が省かれてしまっては、あまり意味がないと感じてしまう人もいるかも知れません。でもAirPods Proには、ノイズキャンセリング機能以外にも、優れた進化を遂げたガジェットに仕上がっています。
それはイヤーチップの交換が可能な点です。
イヤーチップを採用したことで、耳につけたときに装着感はAirPodsのように「取れそう」という心配を払拭してくれています。またイヤーチップを交換することができるので、ノイズキャンセリング機能がなかったとしても十分な遮音性を発揮してくれます。
現行のAirPodsをモデルチェンジして、AirPods Proと同じデザインを踏襲するだけでも使いやすさと安心感を手に入れることができるデバイスになるでしょう。
AirPods liteに賛否両論
この名前はいろいろなところで話題となっているようで、Proなのにliteとか意味がわからないといった声もちらほら確認する事ができます。
中にはこんな混乱を招くような名前ではなく『AirPods(3世代)』のような、ストレートな名前にしてくれるといいといった意見もあり、発売するときのネーミングはちょっと注目かもしれませんね。
気になる価格は?
価格帯についてはノイズキャンセリング機能を搭載しないため、ワイヤレスケースを搭載したAirPodsと同じぐらいになるのではないかと予測されています。
初期モデルのようにケーブルで充電するタイプのモデルも併売するとなれば、さらに手軽に購入できるもでるとなり人気が出てしまうことで入手が困難なモデルになりかねない心配があります。
AirPodsに求めるもの
AirPods Proは高額商品の割にファームウェアのバグが多く、他社製のワイヤレスイヤホンと比べても音質が劣ることは否めません。
ただAirPodsやAirPods Proには、デザインやiPhoneなどのAppleデバイスとの親和性など、他のイヤホンにないアドバンテージをたくさん持っているのにファームウェアのバグで、その価値に傷をつけている点がもったいないとしかいえません。
このような現状を真摯に受け止め、とにかくバグフィックスを早急に対応してもらいたいと思います。
新製品に合わせてファームウェアのアップデートがされることがあるので、AirPods Pro liteになるかAirPods(3世代)になるかわかりませんが、新モデルのリリースに期待したいですね。
Source:台湾digitimes via appleinsider