先日、オーストリアのApple Storeが新型コロナ感染症拡大防止のため、約1ヶ月近く続いた臨時休業から営業を再開した旨をお伝えしました。

 

それ以降、他の国々からも次々と営業を再開するApple Storeの話題が飛び込んできています。そうなると気になるのは国内のApple Storeの営業再開のタイミングではないでしょうか。

5月中旬に営業を再開する各国

現在(当記事を執筆している5月10日時点)で、Apple Storeの営業を再開している国は次のようになります。

  • 中国
  • 韓国
  • オーストリア
  • オーストラリア
  • ドイツ
  • スイス
  • アメリカ

なお営業を再開している店舗については各国で再開の条件に違いがあるため、すべての店舗での営業再開となっているわけではないようです。

 

例えばアメリカならアラスカ、アイダホ、アラバマ、サウスカロライナ州にあるApple Storeで、合計6店舗での営業が再開となりましたが、スイスでは国内にあるすべてのApple Storeで営業を再開しています。

 

このように国々で対応が違っていますが、Appleとしては周りの状況を確認しつつ、営業再開の店舗数を増やしていくことでしょう。

 

入店時に規制も

営業を再開している店舗でも入店時には、規制が設けられているとBloomberg記者のMark Gurman氏がSNSで伝えています。

 

営業を再開した店舗では、一度に入場できる人数を制限したり、来店した人に対して非接触式の体温計で体温を測定したり、マスクを着用していない人に対してはマスクを配布するなどの対応を実施しています。

 

また店内では展示されている商品の定期的な消毒を行うなど、来店者やスタッフがコロナウイルスに感染しないよう厳重な対策をとっています。

 

営業を再開したApple Storeではオンラインで購入した商品の受け取りも、日時や時間を指定した上で店舗での受け渡しが可能になるとのことです。

 

ただコロナ自体が収束したわけではないため、Appleとしては以前の通りオンラインストアでの購入、自宅で受け取りを推奨しています。

 

国内のApple Storeは

世界的に営業再開の動きを見せているApple Storeですが、残念ながら日本国内では未だに再開の目処は立っていません。Apple Storeを紹介するWebサイトでも国内すべての店舗で「臨時休業」となっています。

 

これでは新しく発売されたMacBook Proを触ってチェックしたい人たちのストレスが溜まる一方ですよね。

 

ただ政府が5月14日に緊急事態宣言解除の判断について、発表があると報じされています。ここで緊急事態宣言が解除されるか、少し緩和されるようなことになれば国内のApple Storeも営業再開となることでしょう。

 

 

Source:9to5mac

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