先日公開されたiOS14ベータ3版が提供されました。
このベータ版の中に次期モデルとして注目を集めている5.4インチiPhone12に関するコードが記述されていることが判明しました。
ディスプレイズームに隠されていた5.4インチiPhone12の情報
5.4インチiPhone12に関するコードの記述は、iPhone6より搭載されたディスプレイズームから発見されました。
ディスプレイズームとは、5.5インチディスプレイのモデルなら4.7インチディスプレイを搭載したモデルと同じアイコンやテキスト、ボタンサイズに変更するという機能です。
6.5インチディスプレイモデルの場合なら、5.8インチディスプレイを搭載したモデルと同じインターフェースに変わります。ディスプレイの大きなiPhoneのインターフェースを、ディスプレイの小さなモデルと同じサイズに変更する機能が、5.8インチモデルのiPhoneでも利用できることが判明したのです。
そうなると5.8インチディスプレイのズームモードは、アスペクト比から考えても5.4インチディスプレイに最適化されている可能性が考えられます。
5.4インチiPhone12はiPhone SE(初代)みたい?
海外情報メディア9to5macから、ディスプレイズームから5.4インチiPhone12の存在が明らかになったのですが、これまでなかった5.4インチのディスプレイサイズはどのようなイメージなるのか気になりますよね。
同サイトでは、先ほど登場したiOSシミュレーターを使って、5.8インチディスプレイを搭載するiPhoneと比較しています。
解像度は960×2079ピクセル、425PPIとピクセル密度がLCDよりも高いディスプレイ設定で動作していることを確認しています。なお前述したとおり、あまりアスペクト比やピクセルを640×1386と低めの解像度に変更すると、シミュレーターがクラッシュしてしまい実行できなかったというのです。
2020年に登場するiPhone12は、4つのディスプレイサイズを持つモデルが登場するといわれています。今まで存在しなかった5.4インチiPhone12は、OLEDディスプレイでかなり小型になるといわれています。
大型化するディスプレイよりも、小型の片手で操作できるサイズのiPhoneを求めるユーザも多く、いまだにiPhone SE(初代)やiPhone 5sを利用されている人もいます。
そういったユーザを「買い替えよう」という気にさせるサイズのiPhone12が登場することに期待しましょう。
Source&Photos:9to5mac