多くのバグが報告されているiOS14ですが、9/25にバグ修正をおこなったiOS14.0.1がリリースされました。iOS14の正式版がリリースされてから、1週間しか経っていないため、すべてのバグは修正できていないと思われます。

 

そこでiPhone XS MaxをiOS14.0.1へアップデートしたあと、バグが改善されているのかチェックをしてみました。

 

iOS14.0.1でバグ改善チェックを実施

いくつか報告されているバグのなかで、iOS14の目玉機能のウィジェットで見つかった、時計の時刻がずれるバグを検証してみることにしました。

 

確認!時計のズレ

アップデート後に、ウィジェットで時計をホーム画面に配置して、しばらく放置してみました。結果は次のように大きく時刻がずれていたのです。

また、時計をホーム画面に設置する際も、初期の都市がクパチーノになってしまうバグも修正されていないため、設置した後に都市を東京に変更し直す必要があります。

 

これではいくら時計を見やすく配置したとしても、実用することはできないと言わざるを得ません。

 

確認!デフォルトブラウザが再起動後、元に戻る

iOS14の特徴ともいえる「デフォルトアプリ」の設定も、変更したはずの設定が再起動すると元に戻ってしまうバグが見つかっています。

 

これもブラウザをSafariからChromeにデフォルトを変更し、さっそく再起動をしてみたところ、デフォルトに設定したブラウザでWEBページが開きました。

 

これで好きなブラウザやメールアプリをデフォルトに設定しても、気にせず再起動をすることができます。

 

確認!watchOS7のGPSルートが保存されない

バグ修正版のリリースはiOS14.0.1だけではなく、iPadOS14.0.1やwatchOS7.0.1もリリースされています。

Appleのサポートコミュニティに寄せられていた、GPS利用のワークアウトでルート情報が保存されないという事象ですが、こちらも改善されたことを確認することができました。

 

実際にApple Watchだけでサイクリングにでかけ、帰宅後に走ったルートをiPhoneで確認したところ、しっかり表示されました。

 

安定するまでには時間がかかりそう

iOS14.で見つかったいくつかのバグは、iOS14.0.1にアップデートしても改善されていないことがわかりました。

バグがなくなり安定するまでには、いくつものバグ修正となるOSがリリースされることでしょう。

 

おそらくiOS14.1がリリースされるまでは、安定しないのではないかと思われます。

 

ちょうど1年前にリリースされたiOS13も、アップデート後にアプリがフリーズして強制終了したり、バッテリーの消耗が著しく早かったり、安定するまでに時間がかかったのを覚えています。

 

ようやく安定したと思ったのは、iOS13.1がリリースされた頃からではないでしょうか。

 

iOS14が安定するまでにはまだまだ時間がかかりますが、まずはバグ修正されたiOS14.0.1へアップデートしておきましょう。

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