iPhoneと並んで毎年ニューモデルが登場するApple Watchは、iPhoneからの通知だけではなく、ワークアウトの運動量や時間を計測したり、20秒の手洗いをチェックしたりするなど、一度でも使うと手放せなくなるデバイスです。

 

心電図計測機能が搭載されたApple Watchですが、今までは医療機器として認定されていなかったため、国内では利用することができませんでした。いつになったら利用できるのか、気になっていた人にAppleから朗報が飛び込んできたのです。

 

アップデートで利用可能に

次に配信されるiOS14.4、watchOS7.3から、国内でもApple Watchで心電図計測機能が利用できると、AppleのNewsRoomが公表しました。

Apple Watch Series 4から心電図計測機能は搭載されていたものの、国内で利用するための認可が降りていなかったため利用することはできませんでした。ですが2020年9月に公益財団法人医療機器センターが発行している承認速報で、Apple Watchが認可されたことが伝えられ、当ブログでもすぐ使えるようになるとお伝えしました。

 

それがついに利用できる日がやってくるのです。

 

Apple Watchに搭載された心電図計測機能の精度

Appleは搭載された心電図計測機能で、心房細動や洞調律の検知の精度を確認するために、医師の立ち会いのもと約600人を対象に臨床試験を行っています。その結果、心房細動は98.3%、洞調律が99.6%と高い確率で特異度を示したのです。

この結果はApple Watchが、高い精度で心臓の異常を検知できるデバイスであることを証明する結果となりました。これは心臓に疾患がある患者にとっては、調子が悪くなってから通知するのではなく、普段から着用することで事前に発見できるので、安心して生活を送ることができますね。

 

Apple Watchで九死に一生を得た体験

Apple Watchで計測してきた心拍数などの蓄積されたデータを、医師に提出することで正確に病気を見つけることができるようになります。

 

海外ではすでにApple Watchが不整脈の疑いを検知したのち、診察を受けたとき心臓に疾患があることが判明、すぐにペースメーカーを埋め込み手術を受け、九死に一生を得るといったニュースも飛び込んできています。

 

今後はこのようなニュースが、国内からも伝えられて行くようになるかもしれません。

 

Apple Watchで健康モニタを

日々、Apple Watchを利用している人は、心房細動を早々に発見することができるようになり、それによって引き起こされる脳卒中を回避することができます。

最近では自分の健康を管理するといった意味で、Apple Watchを購入される方も増えています。

 

高い精度で心房細動や同調率を計測できるようになると、Apple Watchからの通知を無視したり、軽視したりすることはできません。もしApple Watchで心房細動の兆候を検知したときは、自分は大丈夫だろうと思わず、すぐに病院で医師の診察を受けてください。

 

まだAppleからアップデートについては告知されていませんが、ここまで具体的な内容がプレリリースから伝えられていることは、数日中に提供されることを示唆しているといえるでしょう。

 

マスクが必須となった今だからこそ、ロック解除をしなくても閲覧することができるし、決済時にiPhoneのロックを解除する面倒もなくなります。こんな状況下だからこそ、Apple Watchは必須アイテムといっても過言ではないでしょう。

 

こんな便利なApple Watchを手に入れて、健康と便利な生活の療法を手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

Source:Apple

Photo:Apple

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