最近の噂ではiPhone13に搭載される新機能として、ディスプレイ埋込式または電源ボタンと統合したTouch IDや、ライトニングコネクタを排除したモデルが登場するのではないかとリークされてきました。

 

ですが先日、Appleの動向に詳しいアナリスト、ミン・チー・クオ氏が、iPhone13にまつわる2つのことを否定するレポートを発表したのです。

 

iPhone13には電源ボタン統合式Touch IDはない

ミン・チー・クオ氏の予測では、iPhone13には昨年発売されたiPad Air(4世代)のような、電源ボタンとTouch IDを統合した機能は搭載しないだろうと伝えています。

クオ氏も電源ボタンにTouch IDが統合されることで、ユーザの使い勝手は大幅に改善されると理解していますが、この新しいTouch IDを搭載したiPhoneを、どのタイミングで発売するかは把握していないとのことです。

 

新型コロナウイルス感染症だけではなく、インフルエンザや花粉症など、マスクを手放せない時期のTouch IDは非常に便利です。できるだけ早い段階で電源ボタン統合式Touch IDの登場に期待したいですね。

 

ライトニングコネクタは消えない

クオ氏は、ライトニングコネクタについても排除されないだろうと予測しています。これは以前から伝えられているように、一部のモデルのみライトニングコネクタが排除され、それ以外のモデルについては搭載し続けることを意味しているのかもしれません。

なお以前からiPhoneiPad Proのように、ライトニングコネクタからUSB-Cに切り替わるのではないかといわれていましたが、クオ氏曰くUSB-CはライトニングコネクタやMagSafeと比べても防水性が低いため、Appleがそのようなリスクを取りに行くことはないだろうと指摘しています。

 

ただ今後、半永久的にライトニングコネクタが市場に残ることは考えておらず、MagSafeによるポートレス化の動きは活発的なるとまとめています。

 

来年以降に発売されるiPhoneに搭載か

クオ氏のレポートからiPhone13のポートレス化や、電源ボタンへのTouch ID統合の可能性は限りなく低くなったと考えて良さそうです。ですが今後も、二度と登場しないというわけではなく、2022年に登場するiPhone14()や、噂の折りたたみiPhoneなどに採用される可能性は十分にあります。

iPhone13が市場に投入されるまで、通年であればあと6ヶ月後にイベントが開催され、初披露となります。

 

これからますますiPhone13に関する情報リーク戦は、激しさを増していくでしょう。ただ中には間違った情報も含まれてしまうため、これまで的中率などを踏まえて、情報リーカーやミン・チー・クオ氏の言動に注目していきましょう。

 

 

Source&Photos:appleinsider

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