ついにiPhoneとiPad、Apple Watchなど一部のデバイスに向けてiOS、iPadOS、watchOSなど最新OSがリリースされました。アップデートが完了するまでに、かなり時間がかかりますが、WWDC2021で発表された新しい機能をいち早く体験したい方は、さっそくアップデートしていきましょう。

 

iOS15へアップデート

iPhone12 Pro Maxをアップデートする際に、iOS15のダウンロード容量がどのくらいあるか確認してみると、3.11GBとかなり大容量となっています。

Wi-Fi通信が安定した環境下で、しっかり充電しながらアップデートするようにしましょう。もちろんアップデート前には、必ずバックアップを取っておいてください。

 

アップデートで変わった点

iOS15にアップデートが完了すると、Apple純正アプリのアイコンが一部変更されていることに気がつくと思います。またアプリを起動しても、これまでと違った表示画面になっていたり、Safariのようにアドレスウィンドウが上部から下部に移動していたり、ちょっとした変化に最初は戸惑うかもしれません。

このアドレスウィンドウが下部に表示されている状態は、アドレスウィンドウを左右にスワイプするだけで新しいタブを開いたり、これまで開いていたタブを閉じることなく新しいページを表示させることができるので、これまでのようなタブ切り替え画面を出して、切り替えるといった手間が省かれたのです。

 

なお、それ以外にもFaceTimeでトップ画面の表示が変わったり、天気アプリもインターフェースが変わってとても見やすく変更されています。

 

アップデート後に気になった点

これまでもiPhoneはアップデートするたびに、通信ができなくなったりバッテリーの消耗が早くなったり、ちょっとしたトラブルがついて回るものです。

ネットでアップデート後の不具合がないか、いろいろ調べてみましたがiOS14.7.1で発覚したようなモバイル通信が圏外になって利用できなくなるといった大きな不具合は起きていないようです。

 

ですがiPhone12 Pro Maxでは、少しだけバッテリーの消耗が速くなった印象を受けています。例えば朝の1時間30分の通勤で音楽を聴きながら、SafariでWEBページを閲覧しただけで、バッテリー残量が100%で家を出た状態から90%を切っていることがあります。

 

iOS14.8のときには気にならなかったのですが、iOS15にアップデートした後からちょっと多めのバッテリー消耗が見受けられるため、何かしらのプログラムが動作し続けている可能性が考えられます。この点は、早急に修正アップデートをリリースしてもらいたいですね。

 

それ以外は、起動するApple純正アプリが異常終了を起こしたり、データが消えていたり、インストールしたアプリも同様に異常がないことが確認できています。

 

アップデートが心配な人は

iOS15にアップデートするのが、まだ心配という方は最新版のiOS14.8にアップデートしてしばらく様子を見るのが得策といえるでしょう。iOS15もまだまだ、使いこなされていないためどんな不具合が発覚するか未知数だからです。

その点、マイナーアップデートとなるiOS14.8なら、大きな変更が加えられていないため、安定して動くと判断できるからです。それでもアップデートには、どのようなトラブルが起きるかはわからないため、最新のデータをバックアップしてから行うようにしましょう。

 

 

Source:Apple 

Photos:Apple

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