Appleの動向に詳しいアナリスト、ミン・チー・クオ氏が投資家向けに報告したメモに、2023年に発売される予定のiPhone SE(4世代)について説明されていることを海外情報メディアAppleTrackが入手したことを伝えています。

 

まだiPhone SE(3世代)も発売されていないのに、その翌年に登場するかもしれないiPhone SE(4世代)は、いったいどうなるのでしょうか。もしかするとロス・ヤング氏の予測と一致する内容なのかを含めてチェックしてみましょう。

 

iPhone SE(4世代)のスペック

クオ氏のメモによると、2022年に発売されるiPhone SE(3世代)よりも2023年に登場するiPhone SE(4世代)は、搭載されるチップセットがより高速になることが記載されていたようです。

 

また搭載されるディスプレイは、現在のモデルよりも大きくなりRAM容量も4GBになるだろうと説明されています。また5Gも対応したモデルとなるため、フラグシップモデルと同じスペックに近しいモデルになるかもしれません。

 

ヤング氏の予測と一致?

クオ氏のiPhone SE(4世代)ですが、ディスプレイが大きくなる点を考えると、ロス・ヤング氏の予測したiPhone SE Plusと一致します。

 

発売時期については1年間のずれがありますが、おそらく同じモデルのことをいっている可能性が高いでしょう。なお搭載されるチップセットのスペックから、相当な処理性能を持つエントリーモデルになることは間違いありません。そんなスペックになると、低価格路線を売りにしているiPhone SEから外れてしまうような気がしてしまいます。

 

さらなるスペックアップの予想

ここから先は予想の範囲を超えませんが、おそらくiPhoneのフラグシップモデルとの区別化を図るためのスペック差が出てくるでしょう。

iPhone SEは今後も低価格なモデルとして提供するため、新たな機能の搭載には期待しない方が良いかもしれません。ただディスプレイが大きくなったとしてもOLEDディスプレイではなく、Liquid Retinaディスプレイを採用し、Face IDではなく電源ボタン統合タイプのTouch IDを搭載することで価格を維持することができるでしょう。

 

その頃、iPhoneのフラグシップモデルは、Sub-6GHzだけの5Gだけではなくミリ波にも対応したモデルになっているかもしれません。そうなるとiPhone SEはミリ波非対応のモデルとして発表されるでしょう。このようにクオ氏や他のリーカーもiPhone SEの情報をリークしていることから、次期モデルの登場に期待が集まっている証拠です。

 

いったいどんなモデルが登場するのか、2023年、2024年のどちらかに登場する次期iPhone SEにも期待して朗報を待ちましょう。

 

 

SourceApple TrackMacRumors

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