2021年10月に開催されたAppleスペシャルイベントで発表された、Apple Musicの新しいプラン「Voiceプラン」ですが、12月に入った現時点(記事執筆時点)でも、サービス提供が開始されていません。

 

Voiceプランは、Siriを使った月額がかなり抑えられたプランで、注目を集めていただけに「いつからサービスが始まるのか」と気にしていたユーザも多くいたのではないでしょうか。

 

そんなVoiceプランは、次のiOS15.2のリリースと同時に提供開始になることがわかりました。

 

Voiceプランの特徴

iOS15.2にアップデートしたiPhoneから、サブスクリプション登録ができるようになるVoiceプランは、Siriから完全にApple Musicのサービスを堪能できるサービスです。

 

月額は480円でかなり手頃なプランになっていますが、通常プランと比較しても利用できない機能がたくさん含まれています。

 

利用できない機能は、2021年から視聴できるようになったロスレスやハイレゾロスレス音源の再生ができなかったり、空間オーディオが機能しなかったり、歌詞カードの表示やミュージックビデオの再生、登録したライブラリをダウンロードすることができないため、外出先での視聴には少し気をつけなければいけません。なお家族で利用することもできないため、家族などの複数人で利用を考えている場合もVoiceプランは選ぶことができません。

 

また、Apple製のデバイスなら再生することが可能なのでイベントで同時に発表されたHomePod miniを購入したり、MacbookiPadで音楽を聴いたりしているユーザは、Voiceプランでも楽しむことができます。ですが、AndroidスマホにMUSICアプリをダウンロードして再生したり、Google Homeなどの他社製のデバイスでは再生することはできません。

 

試してみたい人へ

Voiceプランを試してみたい人には、無料のトライアル期間が提供されるようなので、Appleからの正式発表を待ってから登録するようにしましょう。

 

そしてVoiceプランを検討している人も、いきなり登録するのではなく無料トライアル期間で操作性や使ったデータ量などを確認してから登録すれば、データ通信量が増えたといったトラブルを避けることができます。

 

iOS15.2のリリースはいつ?

先日、iOS15.2RC版がリリースされました。RC版とは最終ベータ版で正式版の直前のバージョンとなります。そのため、そろそろ正式版がリリースされ、それに合わせてVoiceプランの登録も可能になるでしょう。

 

iOS15.2には、未だにiOSで提供されていない機能も含まれている可能性もあるため、リリースされたらしっかりバックアップを取得して早急にアップデートするようにしましょう。

 

 

Source:9to5mac

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