先日、AppleからiPhoneの最新になるiOS15.2正式版がリリースされました。WWDCでiOS15に実装されるといわれていた新機能も、一部がリリースされ利用可能となっています。
また、新機能の利用に合わせてApple Watchや、iPadなどのデバイスもOSのアップデートがリリースされ、新機能が利用できるようになりました。
iPhoneで実装された新機能
iOS15.2のリリースノートをチェックすると、実装された新機能を確認することができます。
利用可能になった機能①Apple Music Voiceプラン
iOS15.2ベータ版でも確認できていたApple MusicのVoiceプランが、ようやく利用できるようになりました。VoiceプランはSiriで操作したり選曲したりすることがメインとなる、月額利用料もかなり手頃に抑えられているプランです。
ただ、ロスレスやハイレゾ音源などの再生ができないという機能限定となるため、Apple Musicのすべてを楽しみたいユーザは標準プランを選ぶようにしましょう。
利用可能になった機能②Apple ID
この機能は、万が一、あなたが何かしらの不幸な出来事で亡くなられてしまったとき、iPhoneに保存した個人情報やiCloudの情報にアクセスできるように、別の利用者を指定することができます。
これであなたが残したデータを失うことなく、家族や知人に引き継ぐことができるようになる機能です。
何があるかわからない世の中、早急にiOSをアップデートして設定しておきたいものですね。
利用可能になった機能③緊急連絡
緊急事態に陥ったとき冷静にiPhoneのロックを解除して、緊急連絡先に電話をかけるのはかなり難しいのではないでしょうか。マスクが手放せない昨今ではロックを解除するのさえ、素早くできるか保証できません。
そんな状態でもサイドボタンを数回押すだけで、メディカルIDか緊急ダイヤル先に連絡するように変更が加えられました。これで緊急事態でも、迷わず連絡できるようになるでしょう。また、これまでiPhoneの電源を切るときも同じ動作で、電源断のスライドを表示させることができるようになったので、モデルによってはかなり便利になったといえるでしょう。
バグも修正されている
iOS15.2以前のバージョンは、ミュージックアプリを使っているとCPUの使用率が高くなり、バッテリーの消耗が早くなっていた問題が解決されました。これでバッテリーの消耗が気になっていたユーザは、安心して利用できるようになるでしょう。
他にも既知の問題が解決されたり、新機能が追加されたりしています。ブルームバーグのマーク・ガーマン氏がリークした通り、ルームキーの実装はなく利便性の高い機能だけにとても残念ですね。
いろいろな新機能や既知の問題が改善されたiOS15.2。早急にアップデートを済ませて、新機能を堪能しましょう。
Source:Apple(iOS15.2リリースノート)