OSのアップデートで次々と新機能が公開されるiOSですが、一部の携帯電話会社が提供している電波環境の変更に合わせて、利用できなくなるモデルやOSのバージョンが存在します。
iOSのアップデートは、提供されているアプリやゲームが利用できなくなったり、iPhoneが壊れてしまい電源が入らなくなったり、大切なデータが消失してしまうといった事象が報告されたことがあるためか、少し躊躇してしまう人が多いようです。
そんな矢先、サブブランドで月額をおさえて利用できるY!mobileから、一部のiPhoneでiOSのバージョンが古いユーザに向けて注意事項が発表されました。
電波環境改善のため使えなくなるiPhone
Y!mobileは、2022年6月以降から5Gエリアの拡大のため、現在提供している携帯電話ネットワークをアップデートすることを公表しました。このアップデートが一部のiPhoneで、インストールされているiOSのバージョンが11の場合、SoftBank 4G/LTEの利用ができなくなります。
4G/LTEのサービスが利用できなくなった場合、3G通信飲みが利用可能になるとのことですが、どの程度利用できるかはわかりかねます。なお、影響を受けるモデルは以下の通りで、該当するモデルをiOS11で利用されている方は、最新のiOSにアップデートするようにしましょう。
影響を受けるiPhone
- iPhone6/6 Plus
- iPhone6s/6s Plus
- iPhone7/7 Plus
- iPhone8/8 Plus
- iPhone SE(初代)
- iPhone X
状況が変化する環境
今回、Y!mobileで利用できなくなるiPhoneが出てきてしまいましたが、今後も各携帯電話会社で同じようなことが発生する可能性があります。そのためアップデートが可能なら、最新のiOSにアップデートすることを強くお勧めします。
また、iOSのアップデートは、見つかった脆弱性の修正が行われるため、安心してiPhoneを利用することができるようになります。脆弱性を放置したまま利用し続けた場合、iPhone本体に登録された情報が盗まれたり、マルウェアやウイルスに感染させられて、内部のデータを外部に公開されたり、被害が大きくなる可能性があります。
これらの状況を回避するため、しっかりiOSのアップデートを行い、安全な状態で、iPhoneを利用するようにしましょう。
Source:Y!mobile
Photos:Y!mobile