iPhone14では、5.4インチディスプレイサイズのモデルが姿を消し、6.7インチのモデルが新たに加わるのではないかと、著名なアナリストや大手リーカーから報告されています。
これまでリークされてきたiPhone14 Maxは、すでに存在するiPhone14 Pro Maxと被ってしまうため、ユーザに混乱を招いてしまうのではないかという理由から、過去に使われていたネーミング「Plus」を、海外情報メディア9to5macが提案しました。
あなたなら、iPhone14 PlusとiPhone14 Max、どっちの方がわかりやすいですか。
iPhone14 Maxの登場経緯
iPhone12からラインナップに登場した5.4インチの小型モデルiPhone12 miniでしたが、あまり人気のモデルにならず早い段階から在庫を抱えていた店舗も多かったと聞いています。その反面、iPhone12 Pro/12 Pro Maxは価格が高いにもかかわらず、飛ぶように売れていたのを記憶しています。
都内の家電量販店でも、miniモデルは思うような販売実績を出せず安売りの対象となっていました。この背景は日本国内だけではなく、海外でも同様の状況で販売数が伸び悩んでいたといいます。
AppleはiPhone12だけではなく、iPhone13でもminiを発売しましたが、iPhone12と同じような販売実績を見て、新たな選択を用意したのです。それがアナリストから出た6.7インチディスプレイを搭載したiPhone14 Maxだったのです。
iPhone14 MaxにAppleの戦略が
AppleがiPhone12とiPhone13で確立したProブランドは、そのディスプレイインチサイズや搭載されたスペックも最高のものとして確立しました。ですが今回、Apple初となるProブランド以外で、Proと呼べるスペックを搭載したモデルを登場させることはユーザを喜ばせる結果を招くでしょう。
アナリストのミン・チー・クオ氏も、このAppleの戦略は４つの異なる価格帯にわたって、２種類の画面サイズを利用できることでユーザの選択肢が増えることを指摘しています。
そして新たにラインナップに加わる6.7インチ非ProモデルのiPhone14を、iPhone14 Plusと名付けてはどうかと、同サイトの記者が読者に向けて提案したのです。
過去にAppleが発売したiPhone6/6 Plusで大きな成功を収めたこともあるため、Maxを2モデルで展開することでユーザが混乱するのではないかという思いから、Plusブランドを復活させようと考えたようです。
Source：9to5mac
