普段からあまり運動しない人は、運動や一日の活動量を計測するのに、Apple Watchを買ってまで健康を管理しようと思わないでしょう。そんな身体を動かさないユーザの意識を変えるアップデートが、iOS16に含まれています。

 

いったいどんな機能がiOS16に含まれるのか、さっそくチェックしていきましょう。

 

iPhoneでも一日のアクティビティを計測可能に

Apple Watchを持っているユーザは、目標として設定したムーブ(消費カロリー)、エクササイズ、スタンドという3つの数値から、計測される一日のアクティビティで普段の運動不足を解消されている方も少なくないでしょう。

 

そんな運動に対する意識が変わるアクティビティ機能が、iOS16iPhoneにも搭載されます。

 

移動時にiPhoneを持ち歩く必要がありますが、歩数や移動距離などを加速センサーやGPSなどを利用して計測して、算出することができるようになります。iPhoneだけで計測可能なので、Apple Watchを改めて購入する必要はありません。

 

Apple Watchのように、各アクティビティが輪っかで表現されるので、今日はもう少し歩いて輪っかを閉じようとか、運動をしようという意識が芽生えてくるでしょう。なお、新しいロック画面には、アクティビティの輪っかを表示させることができるので、さらに意識して輪っかを閉じようと思うかもしれませんね。

 

ステイホーム生活が長く、テレワーク環境でなまった身体をしっかり動かすように意識をかえていきましょう。

 

ヘルスケアアプリで服薬を管理

服薬されている方は、飲み忘れをしないように気をつけたり、どんな薬を飲んでいるのか管理したり、薬が生活から手放せない人も多いでしょう。そんな服薬している薬のリストを簡単に作成したり、飲む時間をリマインドしたり、Apple Watch(watch OS9)のアップデートと共にiOS16でも提供されます。

 

服用している薬のリストはタイピングしてもいいし、カメラでケースや外観をスキャンするだけで作成することができます。ここでいう薬は、処方箋だけではなくサプリメントなども含まれます。

 

また飲み合わせが悪く、身体をよくするはずの薬が悪い方に働いてしまうケースを避けるため、アラート通知機能も搭載されています。なお、iOSリリース時、この機能は日本では利用できない可能性があるため、いつから利用できるのかAppleからの情報をしっかりチェックしていきましょう。

 

また、健康に関する情報を家族と共有することもできるので、もしも体調が悪くなったとしても家族に知らせる事ができる便利な機能も搭載されます。

 

健康に関する機能が、さらに充実になるiOS16。あわせてApple Watchを購入して、ちょっとハードなワークアウトで、健康を意識した生活を心がけるようにしましょう。

 

 

SourceApple WWDC2022

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