例年であれば9月初旬に開催されるイベントが近づくと、次期iPhoneがどのようなモデルになるのか、iPhone以外にもどんなデバイスが発表されるのか気になると思います。
特に2022年に登場するiPhone14は、円安の影響もあってかなりの高額になることが予想されます。
願わくはiPhone14の価格は現状維持か、少しでも下がることを期待してしまいますが、海外情報メディアのMac Rumorsはアナリストの郭明錤 (Ming-Chi Kuo)氏が、iPhone13より価格が15%上昇するだろうと述べたと伝えています。
iPhone14はさらなる高額へ
クオ氏が予測した15%価格上昇の対象は、iPhone14 ProとiPhone14 Pro Maxです。
上昇した価格の理由は、iPhone14 Pro/14 Pro Maxのストレージ容量を、128GBからではなく256GBからになるためと説明しています。iPhone14 Proモデルに対して、価格維持か少しでも下がる方に期待したユーザにとっては、がっかりしてしまう予測といえます。
もしiPhone14 Proモデルの価格が約10%上昇した場合、iPhone14 Proが1,099ドル(約144,900円)、iPhone14 Pro Maxは1,199ドル(約158,200円)となります。ですがこの価格をiPhone13 Pro/13 Pro Maxに置き換えると、256GBモデルの価格と同額です。なお、正確な価格は不明なため、その分については値上がりするでしょう。
期待する噂も
そんなiPhone14 Proモデルは、これまでスペックアップしてこなかった画素数が48メガピクセルに、iOS16のコードから発覚した常時点灯に関する情報など、ユーザが求めていたアップデートが含まれる可能性があります。
その背景から価格上昇は仕方がないかもしれませんが、おおざっぱな噂によるとiPhone14は、799ドル(約105,400円)からとのことです。そのため、iPhoneでかなり負荷の高い処理をさせるユーザ以外は、非Proモデルの購入を考えても良いかもしれませんね。
円安で気軽に購入できない金額に
2022年7月からApple製品は円安の影響で、価格がかなり高額になりました。それに合わせて各キャリアで販売されているiPhoneも、価格が改定されています。そんな中、MNPするユーザにとって目からウロコの価格で販売されているiPhone12やiPhone13、iPhone SE(3世代)モデルは、7月で低価格帯での販売が中止されるかもしれないという噂を耳にした人も多かったのではないでしょうか。
ですが、月が変わって8月になりましたが、未だに家電量販店や携帯電話ショップで、一括価格(実質も含む)でかなり低価格で購入することが可能です。
iPhone14はどうしても手が出ないという人でも、型落ちのiPhone12もiPhone13も、ハイエンドモデルで見劣りしない性能を有しています。だからMNPして、手頃な価格で購入できるiPhone12/13を狙っていくのも良い方法かもしれません。
まずはイベントで発表される価格をチェックしてから、どちらのモデルを購入するか検討しましょう。
Source:Mac Rumors