少し前からiPhoneの旧端末で動作が遅くなるという不満がインターネット上を中心に続出していました。その問題を受けてAppleはバッテリー交換という処置に至りました。
Appleは対象機種のバッテリー交換を3,200円で行うと発表し、今年（2018年）の12月まで受け付けると発表がありました。
iPhoneの動作問題を振り返る
この問題の発端は、あるiPhone 6sユーザーが新しいiOSにアップデートしたところ、急に動作が遅くなったという投稿から始まり、Appleが意図的に古い端末の動作を遅くして新機種への購入を促しているのではと大きな騒ぎになりました。
この一件を巡って、アメリカやヨーロッパでは集団訴訟が行われており、日本国内のユーザーでもこの現象に困っているという人は少なくないでしょう。
ユーザーの新しいiPhoneへの買い替えのためではないか？という非難については、Appleは否定しており、劣化したバッテリーの不具合を解消するためだったと説明文を発表しています。
この回答に多くのユーザーは納得していないようで、ベストな対処方法ではなかったと言われています。
Appleはバッテリー交換で対応
劣化したバッテリーを交換したところ、電池持ちが長くなっただけに限らず動作も改善されたという報告を多数受けて、今まで8,800円だったバッテリー交換修理を今年の12月まで3,200円に値下げしました。対象機種は、iPhone6以降の端末となっています。
この大幅な値下げによって多くのユーザーがバッテリー交換を求めているため、Appleでは品薄状態が続いているようです。現在、一部の店舗では交換用バッテリーが在庫切れや入荷待ちという状態になっており、予約注文が必要になる可能性があります。
どこでバッテリー交換ができる？
バッテリー交換は、Apple StoreやAppleサポートでの郵送修理交換の他に、ビックカメラやカメラのキタムラなどの正規サービスプロバイダでも受け付けています。
Apple Storeは全国にそんなに多くないので、近くにApple Storeがないという場合はビックカメラなどを利用してみるといいでしょう。
ちなみに、「AppleCare」に加入している人は、無償交換ができるのもぜひ覚えておいてください。
まとめ
いかがでしたか？Appleがバッテリー交換という対策を行ったので、若干落ち着いたようにみえるこの騒動。交換したバッテリーが劣化する時期になるとまた同じような問題が浮かび上がってくるのでしょうか。
今後のAppleの対応に注目したいところです。
出典：https://www.pakutaso.com/20171031276iphone-28.html
