2018年3月30日にAppleは、iPhoneのOS、iOS11.3をリリースしました。今回のバージョンアップは、新機能追加というよりも安定性を追求したバージョンアップとなっています。
いわゆる従来のiOSの修正バージョンということです。
今回は、その代表的なものをご紹介していきます。

代表的なiOSの修正内容

修正された内容はいくつもありますが、中でも影響が大きいものを下記にピックアップしてみました。

①バッテリーの状態とピークパフォーマンス制御を可能にしました。
これはは、バッテリー劣化による性能低下問題への対応修正です。
iPhoneを長い期間使用していますと、当然内蔵バッテリーが劣化していきますが、その時に負荷が大きくかかったときに、突然シャットダウンして保護をしていました。
この予期せぬ事態を防ぐために、バッテリーが劣化した場合、ピークパフォーマンス性能の設定ができるようになりました。

②ARKitが1.5にバージョンアップされました。
ARKitがバージョン1.5となり、空間認識制度がかなり改善されました。
それを一番感じるのが、壁面など床に対しての垂直を認識できるようになったことです。
つまり、今までのテーブルや椅子などが置いてある水平な面に加え、壁やドアのような垂直な面もはっきり認識するようになり、仮想オブジェクトを置くことができるようになりました。

③App Storeのアップデートしました。
App Storeがアップデートされたことで、アプリのレビューの表示順番が変更になり「参考になった」「高評価」「低評価」「最新」と並び替えることができるようになりました。
また、アップデート時にバージョン番号とダウンロードファイルのサイズなどが表示されるようになりました。
アプリをファミリー共有するために、アプリ購入時に「承認と購入のリクエスト」ができるようになり、Face IDが使えるように修正されました。

④iPhone Xに関連する内容がアップデートされました。
バグ修正が多数行われていますが、例えば天気アプリを利用しても、現在の気象情報にアップデートされない問題がありましたが、その修正を行いました。
新機能は、時価のあppデートに期待を残しましたが、より安定性が重視されたOSの改善となっていますので、iOSをアップデートをお試しください。

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