iOS12の発表を目前にARのコンセプト動画を大学生が公開

Worldwide Developers Conferenceの1週間前に控え、iOS 12で導入されるかもしれないAR技術について、グラフィックデザイナーがコンセプト動画を制作しました。

ヨーク大学で4年生のデザイン学生であるマイケル・カルカダとカナダのトロントにあるシェリダン・カレッジから来たものです。

カルカダ氏のコンセプトには、店舗、レストラン、乗り物の停留所、ランドマークなどの有益な情報をオーバーレイした全く新しい「Siri Sight」拡張現実感モードなど、iOSのいくつかの変更点や追加点が含まれています。

「拡張現実はデジタル相互作用の未来にとって基本となる技術だと思うので、私はARをiOSの機能の中核に統合し、同時に仮想と現実の世界とを繋ぐ相互作用する新しい革新的で直感的な方法を提供します。」と語る。

カルカダ氏のコンセプトには、グループ化された通知、ステータスバーの通知ドット、デフォルトのカメラアプリのより詳細なコントロール、システム全体のダークモード、FaceTimeグループのチャット、音量コントロールの改善、などが公開されています。

完成度は高いですが、Appleの公式ではないのが残念なところです。

AppleのアシスタントがAmazon AlexaやGoogle Assistantをはじめとするライバルの背後に落ちているとの複数の報告があることから、Siriの改善は歓迎されると予想されます。

AR技術に関して、Appleが2019年に3枚のリアカメラシステムを搭載したiPhoneをリリースするというリーク情報があります。

もしかすると、これらのコンセプト動画はiOS 13に搭載される可能性が高いです。

これまでにリークされたiOS12に関する情報

アプリケーションがiPhone・iPad・Macで動作する

例えば、今まではiPhoneでしか動作しなかったアプリケーションがMacで動作するかもしれません。

もしこれが本当なら、Homeアプリを利用して家の家電をスマートデバイスからMacで操作することも可能になるかもしれません。

「アニ文字」に新キャラ追加

「アニ文字」に新しいキャラクターとナビメニューが追加されます。

「アニ文字」は地味に人気があります。

キャラクターが可愛いだけではなく、表情を相手に伝えることができるので円滑なコミュニケーションができるので評判が高いです。

FaceTimeで「アニ文字」が利用可能に

FaceTimeでの通話時に「アニ文字」を利用した通話が可能になる予定です。

素顔を出すのが恥ずかしいという方には朗報かもしれません。

実際、FaceTimeで相手の表情を見ながら話すことができると相手のことをより理解できます。

FaceTimeでのグループチャットに対応

FaceTimeはこれまで1対1での通話のみでしたが、今回のアップデートで、グループチャットに対応する予定です。

グループチャットができるアプリとしては、SkypeやDiscordなどがあります。

ただ、別途ユーザー登録やアプリのダウンロードが必要になるので面倒です。

iOSを搭載した機器であれば利用できるFaceTimeは利便性が高く、企業のミーティングなどでも利用されています。

こうしたアップデートは、個人だけではなく法人も嬉しいアップデートになりそうです。

顔認証「FaceID」にiPadが対応

Face IDにiPadが対応するかもしれないというリーク情報があります。

もしこれが本当であれば、iPhone XのようなデザインのiPadが発売される可能性があります。

Siri機能の強化

Siriの機能が強化され、検索機能が向上する模様です。

「おやすみモード」がより細かな設定が可能に

「おやすみモード」は、着信があった場合に着信音をならないようにしたり、通知を拒否したりできました。

今回のアップデートではさらに、細かな設定に対応されるようです。

iPadへの写真転送時のUIの改善

iPadへの写真転送時のUIが改善されより操作しやすくなる模様です。

パフォーマンスの改善

iOS搭載機種全般のパフォーマンスが向上されるようです。

iPhone6のバッテリー残量が低下した際に、パフォーマンスが落ちる問題もありましたが、今回のアップデートでは主に性能向上がされるようです。

安定性がさらに向上

安定性がさらに向上するようです。

今までのiOS搭載機種も安定感がありましたが、アプリのクラッシュや、動作の改善をして、より安定性を高めるようです。

まとめ

iOS12の新機能のリーク情報がたくさん出ていますが、どれが実装されるかは不明です。

ただ、Appleはユーザーのニーズを的確に捉え、改良を重ねてくるはずです。

これまでよりも使いやすいiOSになってほしいですね。

 

Source:macrumors

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