MacBookおよびMacBook Proの一部モデルのキーボードを無償修理

話題になっている「バタフライキーボード問題」ですが、やっと無償修理が開始されました。

修理方法は、キーボードの一部または全部を交換するとのことです。

ですが、キーボードを交換してもまた同じ現象が発生するのでは無いかとの声も上がっており、キーボードの設計自体を見直し、新しいデザインのキーボードと交換してほしいとの声も上がっています。

バタフライキーボードって何?

ラップトップをより薄くするために開発されたキーボードのことを言います。

キーボードを支える部分の形状がバタフライ状になっていることから、バタフライキーボードと呼ばれています。

バタフライキーボードは、2015年にMacBookに登場しました。

発売当初は、薄型化されてユーザーから喜びの声が上がっていましたが、Appleの薄さの追求にも欠点がありました。

ほこりや小さな粒子がスペースバーや他のキーの下にくっついて反応しなくなる問題が発生しました。

この問題は広がっており、Business Insiderによると、10月に問題が発生して以来、キーボードの不具合を訴えるユーザーが増えているそうです。

アップルストアで修理する場合は、何百ドル(数万円)かかるとと言われたそうです。

過去数ヶ月の読者からのサンプリング:

「スペースバーはほとんど機能していないので、スペースを登録するためにはスペースキーを繰り返し押す必要があります」
「私は、高価なMacBook Pro 13 '2017を購入して2ヵ月後にこの問題を抱えるAppleの顧客の一人です。」
「私はMacBookを購入した場所に電話をかけ、Appleに送ることができると言いましたが、今年の8月以来これを持っていました。」

バタフライキーボード問題とは?

MacBookおよび、MacBook Proを使っていて以下のような症状を経験したことはありませんか?

それが、バタフライキーボード問題です。

  • 文字が勝手に反復入力される
  • 文字が表示されない
  • 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない

バタフライキーボード問題は、仕事でMacBookを使っている人にとっては業務に差し支える問題です。

特に、文字が勝手に反復入力される現象については、一度入力した文字を再度入力し直す必要があるためとても面倒です。

やっと始まったキーボード交換無償修理プログラム

Appleの公式ページの、MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラムから修理を依頼することができます。

対象機種

まずは、自分のMacBookおよびMacBook Proが無償修理プログラムの対象か確認しましょう。

対象となっているのは以下の機種です。

お使いのコンピュータのモデルを確認し、それが本プログラムの対象となるかどうかを調べるには、Apple () メニュー >「この Mac について」を選択してください。本プログラムの対象となるモデルは以下の通りです。MacBook (Retina, 12-­inch, Early 2015)

  • MacBook (Retina, 12­-inch, Early 2016)
  • MacBook (Retina, 12-­inch, 2017)
  • MacBook Pro (13­-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (13-­inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2016)
  • MacBook Pro (15-­inch, 2017)

注:上記以外のモデルは本プログラムの対象外です。

もう修理しちゃったよ!という人に朗報

本プログラムの対象になると思われる MackBook や MacBook Pro のキーボードをすでに有償で交換された方は、返金される可能性があるとのことです。

もし高額な修理費用を負担して修理された方は一度問い合わせてみるのがいいかもしれません。

無償数理期間は発売から4年間

無償修理プログラムは、対象となる MacBook および MacBook Pro に対し、その最初の小売販売日から 4 年間適用されるとのことです。

まとめ

ユーザーの声をしっかりと反映し、無償修理プログラムを行うのはさすがAppleです。

しかし、そもそも製品テストをしっかりと行っていればこのようなことにはなっていなかったはずです。

設計の段階からしっかりとテストを行い製品を販売してほしいです。

また、キーボードのデザインが一緒であれば、問題は再発する可能性があります。

この問題について根本的に対策が取られる必要があります。

Source:Apple,BUSINESS INSIDER

 

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