これまで多くのApple製品のリリースを的中させてきたアナリスト、ミン・チー・クオ氏が来年の話や更にもう一年先の予測を打ち出し発表したことで、ちょっとした話題を集めています。
2020年にiPhone SE2、そして2021年にはiPhone SE2 Plusが登場する!
ミン・チー・クオ氏は2020年3月ごろに、4.7インチのディスプレイ、Touch IDを搭載したiPhone SE2をリリースすると投資家向けのノートで発表しました。
デザインからするとiPhone SEの後継モデルとは言い難いのですが、スペック的に考えるとすでに発売されていないモデルを再販するといったコンセプトはiPhone SEと同じです。しかもその時期に発売されているiPhoneに、スペックアップしている時点でかなり欲しくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
このコンセプトを受け継いだ形で、2021年以降にはiPhone8 Plusと5.5インチディスプレイを搭載したiPhone SE2 Plusが登場するとの予測を発表したのです。
しかもiPhone SE2 Plusのデザインは、もしかすると6.1インチのディスプレイを採用したモデルになるかもと付け加えています。
もし6.1インチのディスプレイを搭載したモデルになった場合ですが、皆さんはFace IDを搭載することで高額なモデルになってしまうのではと考えてしまうかもしれません。しかし、それではiPhone SE2の名に傷がついてしまいますよね。iPhone SE2 Plusは、Touch IDを搭載したモデルになるためノッチなしのフルスクリーンディスプレイを実現します。
Touch IDについては、Xperiaのように電源ボタンとTouch IDを統合したモデルになるとのことです。
Lightning?USB-C?どちらも不要のiPhoneが登場する
ミン・チー・クオ氏は、さらに2021年以降に登場するハイエンドiPhoneについて言及しています。
その中でも驚くべきは、iPhoneの充電やパソコンと接続するためのインターフェースであるLightningコネクターを撤廃するというものです。しかも以前からいわれているようなUSB-Cへの変更とも違っているようで、2021年以降の完全なワイヤレス化を果たした次期iPhoneが登場すると発表しています。
すでにQi対応によりワイヤレス充電を実現、イヤホンジャックの廃止によるAir PodsやBluetoothイヤホンに切り替わっています。それを考えるとありえない進化とはいえなくなってしまいますね。
ちょっと行き過ぎのような気もしますが、Wi-Fiもかなりの高速化が進んできています。さらにケーブルが届く位置でしか利用できなかった機能が、Wi-Fiの電波が受信できる範囲で色々できるようになったら、今よりも便利にiPhoneが利用できるかもしれませんね。
別のアナリストもこんな予測を!
ミン・チー・クオ氏以外にも、Appleの動向について予測を述べているアナリストもいます。JPモルガンのアナリストはAppleが半年周期でiPhoneをリリースするだろうと予測しているのです。
秋頃はiPhoneのハイエンドモデルを発表、春頃にiPhoneのローエンドモデルの発表と、すでにできつつある販売周期を確立させるのではないかと予測しています。
ここまではあくまでもアナリストたちが、様々な状況を把握し仮設を立て予測をした範疇でしかありません。ただ少しでも手軽に購入できる値段に落ち着いてくれることを切に願う次第です。なにせ1台10万円以上するiPhoneは、携帯電話会社のサポートなしでは購入することをためらってしまうほど高額です。
ただミン・チー・クオ氏の的中率を考えると、かなりの確率でiPhone SE2/SE2 Plusは登場しそうですね。まずは2020年3月頃の登場するiPhone SE2の動向に目が離せそうにないです。