これまでMVNO(仮想移動体通信帯事業者)としてサービスを行なってきた楽天モバイルは、約3ヶ月後にはMNO(移動体通信事業者)としてサービスを提供するといわれています。

未だ正式発表はおこなわれていない

楽天モバイルの代表取締役社長である山田氏は、1月の時点で3,000局を超える基地局を開設しており、3月には約3,432局の基地局を開設すると総務省に報告していますが、現在の順調な状況から3月には約4,400局の基地局を開設できているだろうと述べています。

この調子で行けば楽天モバイルのMNOとしてのサービス提供開始は、4月1日になるのではないかと思いますが、この点については正式な発表を行なっていません。

あくまでも2020年4月からサービスの提供を行いますが、厳密にいつから開始するとは明言していないため、少しだけ不安が過ぎります。

総務省から数回に渡る行政指導

2019年には、基地局開設が遅れていることを監督省庁である総務省から、数回に渡り行政指導を受けています。

同氏はグループで総力を挙げて対応した結果から、順調な基地局開設数が予定を上回ることができたと分析しているようです。

無料サポータープログラム2次募集を開始

先日、数時間で募集を締め切った無料サポータープログラムの2次募集を行ないました。しかし、このプログラムは2019年10月に開始するはずだったサービスの提供ができなかったために、行ったプログラムとなっていました。

それをサービス開始直前に再募集を行ったということは、4月に開始されるサービスへの負荷状況を確認するためなのか、それともサービス提供が間に合わないのかと考えてしまいます。

ただ基地局の開設状況から、おそらくサービス提供を開始した時の負荷状況を確認するための募集だと思われます。

2020年4月1日からサービス開始か?

山田氏はメディアの取材で、正式サービスリリース開始については無料サポータープログラムの終了をもって提供となることから、4月1日からになると期待していますが、同氏は4月1日から提供ができない場合は無料サポータープログラムの提供期間を延長すると語ったいます。

現在、MVNOのサービスを利用している人々も、契約状況を切り替えられるのか、提供されるプランはどのような種類があるのか、まだまだ決まっていない部分があります。

これから続々、さまざまな情報が楽天モバイルから正式発表されていくでしょう。

 

Source&Image:楽天モバイル

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